NP-TZ500とNP-TH5の３つの違い（パナソニック食器洗い乾燥機　ファミリー向けレギュラータイプ）

食器洗い乾燥機は、今や欲しい家電の一つと言われています。

この記事では、パナソニックの食器洗い乾燥機のファミリー向けレギュラータイプのうち、

どちらも2024年6月発売のNP-TZ500とNP-TH5の２つの製品を比較検討します。

この両製品の性能は、何が違うのでしょうか？

両製品の特徴をサクッと紹介します。

NP-TZ500の特徴

• パナソニック食洗器の最上位機種
• おまかせコースがありスタートボタンを押すだけ、洗剤も自動投入する
• 食洗機内の臭いを抑える機能がある

NP-TH5の特徴

• 洗浄力が高い
• 「おまかせコース」などの機能はないが、その分安価

NP-TZ500とNP-TH5は何が違うのでしょう？

さっそく結論ですが、NP-TZ500とNP-TH5で違うのは、次の３点です。

当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。

NP-TZ500とNP-TH5の比較

両製品の違いを一覧表にまとめました。

機種	NP-TZ500	NP-TH5
外観	Amazonで見る	Amazonで見る
全体の大きさと重さ	34.4奥行き x 55幅 x 59.8高さ cm 　容量50L　20kg	34.4奥行き x 55幅 x 59.8高さ cm 容量50 L　19kg
除菌洗浄	洗浄と同時に除菌	洗浄と同時に除菌
液体洗剤の自動投入	あり ３０回分入る液体洗剤タンクから自動投入	なし
臭いを抑える機能	あり	なし
おまかせコース	あり	なし
予約	1~8時間まで、１時間毎に予約できる	予約は４時間後だけ
騒音レベル	38dB	39dB
分岐水栓	必要	必要
参考価格	105,000円前後	85,000円前後

液体洗剤の自動投入

NP-TZ500は、庫内に液体洗剤タンクがあり、３０回分入ります。自動で投入するので、洗剤を入れる手間が省けますし、入れ忘れの心配がありません。

ただし、粉末やタブレット、ジェルは、自動投入できません

NP-TH5には、自動投入の機能はありません。タブレット洗剤などを使いたい方には、なくてもよい機能ですね。

臭いを抑える機能

• NP-TZ500は、ナイノーXというイオン発生装置を搭載しており、臭いを抑える機能があります。このナイノーXは、パナソニックの色々な家電についています。

• NP-TH5には、ナイノーXはついていません。取り扱い説明書によれば、臭いが気になる場合は、洗剤量を倍にして運転するとよいそうです。

おまかせコース

NP-TZ500には、「おまかせコース」という自動運転のコースがあります。食器を入れたらスタートボタンを押すだけ、というコースです。初めて食洗機を使う方には便利でしょう

NP-TH5は、「おまかせコース」はありませんが、AIエコナビがついています。食器の汚れ具合や個数をセンサーで感知し、すすぎの回数を減らしたり、乾燥時間を短くしたりして、節電節水をします。

さらに運転内容を一度設定すれば、次もその内容で運転します。例えば、乾燥時間を短くすると次も短い乾燥時間で運転します。自分でも節電ができます。

価格

NP-TZ500は、家庭用のパナソニック食洗機の中では、最高機種のため一番高価です。

NP-TH5は、NP-TZ500の1ランク下の機種で、最新の機能はないですが、その分やや安価です。

２万円の価格差があっても、おまかせコースや、洗剤自動投入の機能が欲しい、と思うかどうか、ですね。

両製品の共通機能と特徴も紹介します

どちらがおすすめか？

NP-TZ500がおすすめの方は

• 高性能の食器洗い乾燥機を使いたいと思う方にお勧めです。
• おまかせコースがあり、気楽に使いたい方にお勧めです。
• 洗剤を毎回入れるのが面倒だと思う方にお勧めです。
• 食洗機内の臭いを抑える機能が欲しい方にお勧めです。

NP-TH5がおすすめの方は

• 洗浄力が高ければ、安価な方がよいと思う方にお勧めです。
• おまかせコースは使わないと思う方にお勧めです。
• 洗剤は粉末やタブレットを使いたい、という方にお勧めです。

まとめ

パナソニックの食器洗い乾燥機のうち、ファミリー向けレギュラーサイズの二つの製品を比較しました。

NP-TZ500は、食器洗い乾燥機が初めての方にも使いやすい製品です。

NP-TH5は、洗浄力はあるがやや安価な製品です。

参考

• パナソニック公式ページ