パナソニックの炊飯器は、「かまどを超える炊き技」を目指しているそうで、「おどり炊き」がキャッチフレーズになっています。「おどり炊き」の初号機は1992年だそうです。
圧力を途中で変化させ、大火力も活用してお米を釜の中で躍らせることで、ふっくらツヤツヤに炊き上げることをめざす技術。
この記事では、SR-M10BとSR-M10Aの炊飯器を比較します。 どちらも5.5合、「おどり炊き」のエントリーモデルです。
SR-M10Bは2024年7月発売、SR-M10Aは2023年9月の発売で、SR-M10BはSR-M10Aの後継機です。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
SR-M10Bの特長

- 5.5合の「おどり炊き」のエントリーモデル。色:白色(販売店によっては黒も)
- 高圧からの急減圧時、沸騰と熱対流を起こし米をおどらせて熱を伝える「おどり炊き(急減圧バルブ)」シリーズ。
- 遠赤ダイヤモンドハードコート搭載でふっくら炊き上げる「ダイヤモンド竈釜(底面ディンプル)」。
- 炊飯コースが多い:白米・無洗米の食感炊き分け4種類(ふつう、かため、やわらか、もちもち)や、冷凍用、寿司・カレー、炊き込み、お粥など。玄米や麦ご飯、ロウカット玄米のコースもある。
- 少量で炊くときにも、粒が硬くならずふっくらハリのあるごはんを炊き上げる少量炊きコース(0.5〜1.5合)がある。
- 側面や底面だけではなく、ふたにもIHを搭載。全面から大火力で釜を包み込むように加熱。
- 「りれき呼び出し機能」:過去に炊飯したコースを3つまで記憶。よく使う炊飯コースを「りれき」から簡単に呼び出せる。
- 毎回洗うパーツは3点。内釜、蒸気ふたは丸洗いできて、ふた加熱板はさらに食洗機対応。「蒸気ふた」洗いをお忘れなく。
SR-M10Aの特長

- 5.5合の「おどり炊き」のエントリーモデル。色:黒、ブラウン
- 高圧からの急減圧時、沸騰と熱対流を起こし米をおどらせて熱を伝える「おどり炊き(急減圧バルブ)」シリーズ。
- 遠赤ダイヤモンドハードコート搭載でふっくら炊き上げる「ダイヤモンド竈釜(底面ディンプル)」
- 炊飯コースが多い:白米・無洗米の食感炊き分け4種類(ふつう、かため、やわらか、もちもち)や、冷凍用、寿司・カレー、炊き込み、お粥など。玄米や麦ご飯、ロウカット玄米のコースもある。さらに「おこげコース」がある。
- 側面や底面だけではなく、ふたにもIHを搭載。全面から大火力で釜を包み込むように加熱。
- 「りれき呼び出し機能」
- 毎回洗うパーツは3点。内釜、蒸気ふたは丸洗いできて、ふた加熱板はさらに食洗機対応。「蒸気ふた」洗いをお忘れなく。

SR-M10BとSR-M10Aは違いが少なく、どちらも
5.5合の「おどり炊き」のエントリーモデルで、大きさも同じです。
内釜は、軽いながら厚みは十分そうです。
炊飯コースも同じく多いです。
違いは、
本体カラーが、SR-M10Bは白、黒に対し、SR-M10Aは黒と茶色が選べます。
SR-M10Bには「少量炊きコース」があります。
SR-M10Aには、「おこげコース」があります。
価格差は1,000円前後で、少ないので、本体カラーやコースの好みで選ぶと良いでしょう。
でも、「おこげコース」は、最新機種では消えているので、期待通りのおこげではないかもしれません。
SR-M10BとSR-M10Aは何が違うのでしょう



2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、SR-M10BとSR-M10Aの主な違いは、次の2点です。
- 本体重さとカラー
- 炊飯コース
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
SR-M10BとSR-M10Aの比較



違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | SR-M10B | SR-M10A |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() Amazonで見る | ![]() ![]() Amazonで見る |
外形寸法 | 35.2奥行き x 27.1幅 x 23.6高さ cm 6.2kg | 35.2奥行き x 27.1幅 x 23.6高さ cm 6.5kg |
定格消費電力 | 1200w | 1200w |
保証期間 | 本体1年間保証 内釜内面フッ素加工3年保証 | 本体1年間保証 内釜内面フッ素加工3年保証 |
参考価格 | 33,000円前後 | 32,000円前後 |
本体重さとカラー



SR-M10BとSR-M10Aは同じ大きさですが、SR-M10Aの方が少し重いです。
SR-M10Bは白、黒、SR-M10Aは黒と茶色が選べます。
炊飯コース



SR-M10Bには「少量炊きコース」があります。
SR-M10Aには、「おこげコース」があります
少量(0.5〜1.5合)をよく炊く方には、SR-M10Bがおすすめです。
価格



SR-M10BとSR-M10Aの価格差は 1,000円前後です。
価格差は少ないので、本体カラーやコースの好みで選ぶと良いでしょう。
でも、少量(0.5〜1.5合)をよく炊く方は、SR-M10Bがおすすめです。
どちらがおすすめか?



あなたにおすすめの機種は…
SR-M10Bがおすすめの方は
- 少量を炊くことが多い方 にお勧めです。


SR-M10Aがおすすめの方は
- 本体の色の好みで選びたい方
- 「おこげコース」を試してみたい方 にお勧めです。


まとめ
パナソニックのSR-M10BとSR-M10Aの炊飯器2機種を比較検討しました。