JRX-G100とJPL-T100の5つの違い(タイガー 炊飯器 5.5合 土鍋圧力IH式 土鍋ご泡火炊き)

タイガー魔法瓶の炊飯器は、2019年から発売が始まった「ご泡火(ごほうび)炊き」シリーズが人気で、上位3シリーズは土鍋を使って炊飯する製品です。

ご泡火炊きとは?

大火力によってお米の甘みと旨みを引き出し、土鍋ならではの細かい泡立ちで炊きあげることでごはんの粒立ちをよくする炊飯技術

この記事では、JRX-G100とJPL-T100の炊飯器を比較します。JRX-G100は、このシリーズの最高位機種、JPL-T100はこれに次ぐ機種です。

JRX-G100とJPL-T100の両機種とも、2024年6月の発売です。

この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?

まず、両製品の特長を簡単に紹介します。

JRX-G100の特長

  • 【土鍋ご泡火炊き】300℃の大火力と土鍋ならではの優しい泡で、お米の旨みをひき出す。
  • 【多段階圧力】 段階的に圧力をコントロールすることで、仕上げ段階の蒸らし温度を高く維持しお米の甘みを引き出す。
  • 【本土鍋】「萬古焼」と、蓄熱性を高めた発熱体、さらに新しい釉薬で遠赤効果を高め、お米に効果的に熱を加えてごはんの甘み・粒立ちの良さを引き出す。
  • 【一合炊き】専用の中ぶたを用いることで一合でも美味しく炊きあげる。少量の0.5合や炊込みごはんにも対応。
  • おひつ保温】木製のおひつに近い湿度コントロールにより炊きたてのおいしさを保つ。
  • 【炊きわけ機能】70種類の「銘柄巧み炊きわけ」や6地域に合わせたコシヒカリの炊き方ができる「産地炊き」などの機能を搭載。
  • 【操作性】タッチパネル搭載のバックライト液晶表示
  • 【保証期間】メーカー保証1年、内なべは5年保証(割れ / コーティング保証)
  • 【仕様】加熱方式:土鍋圧力IH+多段階圧力機構 / 5.5合炊き / 最大消費電力:1080W
  • 無線LAN機能】専用アプリでお米の銘柄や産地に合わせて炊飯できる、出先から炊飯予約時刻を変更できる、お米の残量・炊飯状況の確認ができる、ストアを設定するとお勧めのお米が注文できる、遠隔の家族の見守りができる、など。

JPL-T100の特長

  • 【土鍋ご泡火炊き】250℃の大火力と土鍋ならではの優しい泡で、お米の旨みをひき出す。
  • 【多段階圧力】 段階的に圧力をコントロールすることで、仕上げ段階の蒸らし温度を高く維持し、お米の甘みを引き出す。
  • 【本土鍋】「萬古焼」と、蓄熱性を高めた発熱体、さらに新しい釉薬で遠赤効果を高め、お米に効果的に熱を加えてごはんの甘み・粒立ちの良さを引き出す。
  • 【少量炊き】0.5合から2合までの少量のごはんでもおいしく炊きあげる。
  • 【食感3段階炊きわけ/おこげ選択】炊き方を、しゃっきり、標準、もっちりの3段階に調節できる。さらにおこげが炊ける。
  • 【操作性】タッチパネル搭載のバックライト液晶表示
  • 【保証期間】メーカー保証1年、内なべは3年保証(割れ/ コーティング保証)。
  • 【仕様】加熱方式:土鍋圧力IH+多段階圧力機構 / 5.5合炊き / 最大消費電力:1080W
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JRX-G100とJPL-T100はどちらも
・内釜に土鍋を使うこと
・炊飯温度が高めであること
です。
大きさ、重さに大きな差はありません。

両機種の違いは
JRX-G100が、
・炊飯温度がより高いこと
・保温時の湿度コントロールをすること
・銘柄や産地に応じて炊き分ける種類が76と、大変多いこと
・内鍋の保証期間が長いこと
・無線LAN機能があること です。

JPL-T100が、
おこげが炊けることです。

両機種には、炊飯機能や便利さの点でいくつかの違いがあるのですが、
JRX-G100とJPL-T100の価格差は2.5倍以上あり、大きいです。

目次

JRX-G100とJPL-T100は何が違うのでしょう

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2つの製品は何が違うの?

さっそく結論ですが、JRX-G100とJPL-T100主な違いは、次の5点です。

両製品の違い
  • 炊飯温度
  • 保温機能
  • お米の炊き分けの種類
  • 内鍋保証期間
  • 無線LAN機能

当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。

JRX-G100とJPL-T100の比較

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違いを詳しく解説するよ!

両製品の違いを一覧表にまとめました。

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機種JRX-G100JPL-T100
外観
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外形寸法・重さ・色・容量28.2×36.6×21.9(cm)
7.4kg 黒と白
5.5合
29×35.1×22(cm)
6.9kg 黒のみ
5.5合
定格消費電力1080W1080W
加熱方式300℃ WレイヤーIHの高火力
土鍋圧力IH
多段階圧力
約250℃の高火力と遠赤効果
圧力IH
多段階圧力
内鍋本土鍋、表面6層コート、波紋底
土鍋遠赤、口絞り構造、なべ厚最大約5mm
本土鍋、表面6層コート、波紋底
土鍋遠赤、口絞り構造、なべ厚最大約5mm
炊き方・炊き分け連続ノンストップ加熱
食感炊きわけ5段階(白米のみ)
70種類の銘柄炊きわけ、コシヒカリ産地別炊き分け(東北や近畿など6産地)
炊きわけ3段階(白米のみ)おこげ
ステンレス内ぶた
メニューエコ炊き、早炊き
白米、一合炊き(火かげん3段階)
炊込み・白米、一合(火かげん3段階)
炊込み・麦、雑穀、玄米
おかゆ、玄米、雑穀、おこわ
麦めし押麦、麦めしもち麦
エコ炊き、早炊き
白米、少量炊き
炊込み
おこげ選択(白米・炊込みのみ)
おかゆ、玄米、雑穀、麦めし、おこわ
便利さ音声8タイプ音量4段階切替
無線LAN機能搭載
24時間保温
おひつ保温:湿気を外へ逃す
保温選択(保温あり・保温なし)
予約吸水タイマー
音声8タイプ音量4段階切替
24時間保温
予約吸水タイマー
表示部大型ホワイトバックライト液晶(タッチパネル)
炊きあがり予約タイマー(3メモリー)
大型ホワイトバックライト液晶(タッチパネル)
炊きあがり予約タイマー(2メモリー
保温時間経過表示
保証期間本体1年間保証  内なべ割れ/内面コーティング5年保証本体1年間保証  内鍋割れ/内面コーティング3年保証
参考価格150,000円前後59,000円前後
製品の比較 価格は2025年1月13日19時03分時点 Amazon調べ

炊飯温度

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JRX-G100の炊飯温度は、300℃で、高い方です。
JPL-T100は、250℃で、やや低いです。

ガス炊飯器で炊くご飯が美味しいのは、火力が強いからだと言われます。

保温機能

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JRX-G100には、「おひつ保温」という機能があります。
内部の湿気を外に逃し、木製のおひつに近い湿度コントロールを目指します。

JPL-T100には、この機能はありません。

お米の炊き分けの種類

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JRX-G100の炊き分けの種類は、
お米の銘柄70種、コシヒカリの産地6種です。

JPL-T100の炊き分けは、白米のみを「しゃっきり、標準、もっちり」の3段階に調節できます。さらにおこげが選べます。
銘柄炊き分けはありません。

内なべ保証期間

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JRX-G100の内なべは5年間保証です。割れた時、コーティングがはがれた時の保証です。
JPL-T100の内なべは3年間保証です。割れ、コーティング保証です。

無線LAN機能

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JRX-G100は、無線LAN機能が搭載されており、
専用アプリでお米の銘柄や産地に合わせて炊飯できる、
出先から炊飯予約時刻を変更できる、
お米の残量・炊飯状況の確認ができる、
ストアを設定するとお勧めのお米が注文できる、
遠隔の家族の様子を、炊飯器の利用状況を通して見守れる、
などの機能があります。

JPL-T100には、この機能はありません。

どちらがおすすめか?

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あなたにおすすめの機種は…

JRX-G100がおすすめの方は

  • 火力の強い機種が良いと思われる方
  • 少量を炊くことが多い方
  • 銘柄や産地に応じて炊き分ける種類が多いのが良いと思う方
  • 内なべ保証期間が長いのが良いと思う方  
  • 無線LANがついている方が良いと思う方  にお勧めです。

JPL-T100がおすすめの方は

  • 炊飯能力がそれなりにあるなら、価格が安い方が良いと思う方 
  • 「おこげ」が好きな方 にお勧めです。

まとめ

タイガー魔法瓶の炊飯器最上位とその下の2機種を比較検討しました。 

参考

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