象印マホービンの炊飯器は、種類が多いので迷いますね。
象印の上位モデルは「炎舞炊き」2機種が有名ですが、下位モデルには「「極め炊き」シリーズもあります。
この記事では、象印炊飯器のうちNW-BA10とNW-YB10の2機種を比較します。どちらも 5.5合 「極め炊き」シリーズの 圧力IHタイプです。
NW-BA10は2024年9月発売、NW-YB10は2024年8月の発売です。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
NW-BA10の特長

NW-BA10は圧力炊飯や多彩な炊飯メニュー、長時間保温など、機能性を重視したモデルです。
- 炊き方: 「炊き上げ圧力」で、蒸らしの前に圧力をかけ、米の甘みを引き出す炊き方です。
- 炊飯メニュー: 白米の「炊き分け圧力」5通りや、炊いたご飯の感想を入力すると、49通りの炊き方から好みに合う炊き方を選んでくれる「わが家炊き」機能を搭載しています。麦ご飯は2通り、雑穀米は3通りに炊き分けるなど、多彩な炊飯メニューがあります。さらに「白米急速」メニューでは1合が30分で炊けます。
- 保温時間: 最大40時間。
- サイズと使いやすさ: NW-YB10より幅が2.5cm大きく1kg重いです。液晶画面は、高コントラスト液晶です。
NW-YB10の特長

小型で設置しやすく、必要最低限の機能を備えたモデルです。
- 炊き方: 圧力IH炊飯ですが、「炊き上げ圧力」機能はありません。
- 炊飯メニュー: 「炊き分け圧力」メニューは2通りなど、13種類のシンプルなメニューがあります。「白米急速」メニューもあります。でも、麦ご飯や雑穀米炊き分けと、「わが家炊き」機能はありません。
- 保温時間: 最大30時間。
- サイズと使いやすさ: NW-BA10より少しコンパクトで軽量。液晶画面は、グレー液晶です。

NW-BA10とNW-YB10は、
両モデルとも大火力で炊き上げます。「炊き分け圧力」機能も搭載されています。
両機種の主な違いは、
1、炊き方
NW-BA10は「炊き上げ圧力」でお米の甘みを引き出します。
NW-YB10は通常のIH炊飯方式。き上げ圧力」機能はなく、普通の圧力IH炊飯です。
2、炊飯メニューの違い
NW-BA10は49通りの「わが家炊き」など多彩な機能を搭載。
NW-YB10は13種類のシンプルなメニュー。
3、保温時間の違い
NW-BA10は最大40時間、NW-YB10は最大30時間。
4、 サイズと液晶画面の違い
NW-YB10はNW-BA10よりコンパクトで軽量。
液晶画面は、NW-BA10の方が見やすいです。
5、価格の違い
NW-BA10とNW-YB10の価格差は少ないです。
デザインやサイズを重視する方、特に軽量でコンパクトなモデルが欲しい方にはNW-YB10が適しています。
一方、大きさを気にせず、より多機能なモデルを選びたい方にはNW-BA10がおすすめです。
これらの違いを踏まえ、ご自身のニーズに合ったモデルを選択されると良いでしょう。
NW-BA10とNW-YB10は何が違うのでしょう



2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、NW-BA10とNW-YB10の主な違いは、次の4点です。
- サイズと液晶画面
- 炊き方
- 炊飯メニュー
- 保温時間
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
NW-BA10とNW-YB10の比較



違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
から機種 | NW-BA10 | NW-YB10 |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() Amazonで見る カラー:ブラック、ホワイト | ![]() ![]() Amazonで見る カラー:ストレートブラック、ホワイト |
外形寸法 | 34.5奥行き x 27.5幅 x 21.5高さ cm 6kg | 36.5奥行き x 25幅 x 20.5高さ cm 5kg |
液晶画面 | 高コントラスト液晶 | グレー液晶 |
消費電力 | 1240W | 1240W |
炊き方 | 「炊き上げ圧力」あり | 圧力IH炊飯、「炊き上げ圧力」なし |
内釜 | 黒まる厚釜、鉄器コート(1.7mm) | 黒まる厚釜(1.7mm) |
炊飯メニュー | 食感の炊き分け7通り、「わが家炊き」49通り | 食感の炊き分け3通りなど、13種類のシンプルなメニュー |
保温時間 | 最大40時間(極め保温) | 最大30時間(うるつや保温) |
保証期間 | 本体1年間保証 内釜フッ素コート3年保証 | 本体1年間保証 内釜フッ素コート3年保証 |
参考価格 | 41,000円前後 | 40,000円前後 |
サイズと液晶画面



NW-BA10はNW-YB10と比べて、奥行きが小さいですが、幅、高さとも少し大きく、1kg重いです。
液晶画面は、NW-BA10の方がNW-YB10より輝度が高く、見やすいかもしれません。
置き場所に合うモデルを選ばれると良いでしょう。
炊き方



NW-BA10は1.3気圧の「炊き上げ圧力」を採用しており、白米や無洗米を炊く際、蒸らし前に圧力をかけてお米の甘みを引き出します。
一方、NW-YB10は圧力をかけず、通常のIH炊飯方式で炊き上げます。
そのため、NW-BA10では粒感がしっかりしたご飯が楽しめ、NW-YB10ではシンプルな炊飯を重視しています。
ふっくらしたご飯やお米本来の甘みを重視する方にはNW-BA10がおすすめです。一方、シンプルな機能でコストパフォーマンスを重視する方にはNW-YB10が適しています。
炊飯メニュー



NW-BA10は「わが家炊き」機能を搭載しており、49通りの炊き方を選べます。また、「麦ご飯」や「雑穀米」の炊き分け(ふつう、もちもちなど)が可能で、「冷凍ごはん」メニューもあります。食材や用途に応じた炊き分けができるのが特徴です。
一方、NW-YB10は、13種類のメニューがありますが、白米炊き分けは3通り(ふつう、しゃっきり、すし飯)だけです。玄米、雑穀米、麦めしの炊き分けはできません。冷凍ご飯メニューもありません。
多機能で多様な食材や炊き分けに対応した炊飯器を求める方にはNW-BA10がおすすめです。シンプルな機能で十分な方にはNW-YB10が適しています。
保温時間



NW-BA10は最大40時間、NW-YB10は最大30時間です。
保温時間を重要視する方や、炊いたご飯を長時間保温する必要がある方にはNW-BA10が最適です。短時間の保温で十分な方にはNW-YB10でも問題ありません。
価格



NW-BA10とNW-YB10の価格差は、 1,000円前後で小さいです。
ご自身のニーズに合ったモデルを選択されると良いでしょう。
どちらがおすすめか?



あなたにおすすめの機種は…
NW-BA10がおすすめの方は
- ふっくらしたご飯やお米本来の甘みを重視する方に
- 多機能で多様な食材や炊き分けに対応した炊飯器を求める方に
- 炊いたご飯を長時間保温する必要がある方に おすすめです。


NW-YB10がおすすめの方は
- シンプルな機能でコストパフォーマンスを重視する方に
- 短時間の保温で十分な方に
- 軽量でコンパクトなモデルがよい方に おすすめです。


まとめ
象印の炊飯器「極め炊き」のNW-BA10とNW-YB10の2機種を比較検討しました。