象印マホービンの炊飯器は、種類が多いので迷いますね。
象印炊飯器は、最上位モデル「炎舞炊き」が有名ですが、下位モデルには「「極め炊き」シリーズもあります。
この記事では、象印炊飯器のうち上位のNW-JZ10と中位のNW-YA10の2機種を比較します。どちらも 5.5合 「極め炊き」シリーズの 圧力IHタイプです。
NW-JZ10は2023年6月発売、NW-YA10は2023年7月の発売で、どちらもやや古いモデルです。NW-YA10は、2024年に人気のNW-YB10の一つ前のモデルです。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
NW-JZ10の特長

NW-JZ10は圧力炊飯や多彩な炊飯メニュー、長時間保温など、機能性を重視したモデルです。
- 炊き方:「豪熱大火力」と「炊き上げ圧力」を組み合わせた炊飯方式です。「中パッパから沸とう」維持工程で一気に大火力を加え、激しい対流を起こすことで、お米の甘みを引き出し、芯までふっくらと炊き上げます。さらに、蒸らす前に1.3気圧の高い圧力をかけることで、水中に溶け出した甘み成分をお米に染み込ませます。
- 内釜:「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」で、厚さ2.2mmの釜を採用しています。この内釜は蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れており、大火力を活かしてふっくらとしたご飯を炊き上げます。
- 炊飯メニュー:白米、無洗米、玄米、おかゆ、炊き込みご飯など、多彩な炊飯メニューに対応しています。特に、「わが家炊き」機能を搭載しており、81通りの炊き方から自分好みの食感に調整できます。
- 保温時間:「極め保温」で最大40時間まで保温できます。
- サイズとデザイン: 5.5合炊き(1.0リットル)で、サイズは幅27.5cm、奥行34.5cm、高さ21.5cmです。カラーはブラックのみです。
NW-YA10の特長

NW-YA10はコンパクトで設置しやすく、基本機能を備えたモデルです。
- 炊き方:「豪熱大火力」で炊きますが、「炊き上げ圧力」機能はありません。NW-JZ10と比べるとお米の甘みの引き出し方に違いがあります。
- 内釜:「黒まる厚釜」で、厚さ1.7mmの釜を使用しています。十分な性能を持っていますが、NW-JZ10の内釜と比較すると、蓄熱性や発熱効率の面で少し差があります。
- 炊飯メニュー:白米の3種類の炊き分け、無洗米や玄米など基本的な炊飯メニューに対応していますが、「わが家炊き」機能は搭載されておらず、炊き方の微調整は、NW-JZ10の方が優れています。
- 保温時間:「うるつや保温」で最大30時間まで保温できます。
- サイズとデザイン:5.5合炊き(1.0リットル)で、サイズは幅25.5cm、奥行32.5cm、高さ20.0cmと、NW-JZ10より一回りコンパクトで、1.5kg軽量です。カラーはブラックとホワイトの2色から選べます。キッチンのスペースやインテリアに合わせて選びたい方には、NW-YA10が適しています。

NW-JZ10とNW-YA10の違いは、
・NW-JZ10は「炊き上げ圧力」を搭載し、お米の甘みをより引き出す。
・NW-JZ10の内釜は厚さ2.2mmの「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」で、蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れる。
・NW-JZ10は「わが家炊き」機能で81通りの炊き方から選べる。
・NW-JZ10は、保温時間が最大40時間で、長時間保温ができる。
・NW-JZ10はブラックのみ、NW-YA10はブラックとホワイトの2色展開。
・NW-JZ10は高機能モデルのため約41,000円前後、NW-YA10は基本機能を備えたモデルで約35,000万円前後。
おすすめはどちら?
高機能な炊飯器を求め、自分好みの炊き上がりを追求したい方には、NW-JZ10がおすすめです。特に、お米の甘みや食感にこだわりたい方には最適でしょう。
一方、基本的な機能を備えつつ、コストパフォーマンスを重視したい方には、NW-YA10が適しています。キッチンのスペースやインテリアに合わせて選びたい方にも、NW-YA10がおすすめです。
NW-JZ10とNW-YA10は何が違うのでしょう



2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、NW-JZ10とNW-YA10の主な違いは、次の5点です。
- 炊き方
- 内釜
- 炊飯メニュー
- 保温時間
- サイズとデザイン
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
NW-JZ10とNW-YA10の比較



違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
から機種 | NW-JZ10 | NW-YA10 |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() Amazonで見る カラー:黒 | ![]() ![]() Amazonで見る カラー:黒白 |
外形寸法 | 幅27.5cm奥行34.5cm高さ21.5cm 6.5kg | 幅25.5cm奥行32.5cm高さ20.0cm 5kg |
消費電力 | 1240W | 1240W |
炊き方 | 「豪熱大火力」「炊き上げ圧力」 | 「豪熱大火力」 |
内釜 | 「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」厚さ2.2mm | 黒まる厚釜(1.7mm) |
炊飯メニュー | 白米、無洗米、玄米、おかゆ、炊き込みご飯 「わが家炊き」機能:81通りの炊き方から自分好みの食感に調整できる | 白米の3種類の炊き分け、無洗米、麦ご飯、雑穀米、玄米など基本的な炊飯メニュー |
保温時間 | 「極め保温」最大40時間 | 「うるつや保温」最大30時間 |
保証期間 | 本体1年間保証 内釜フッ素コート3年保証 | 本体1年間保証 内釜フッ素コート3年保証 |
参考価格 | 41,000円前後 | 35,000円前後 |
炊き方



NW-JZ10は、「豪熱大火力」と「炊き上げ圧力」を組み合わせた炊飯方式により、お米の甘みを引き出します。
NW-YA10は、「豪熱大火力」で炊きますが、「炊き上げ圧力」機能はありません。
内釜



NW-JZ10の内釜は厚さ2.2mmの「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」で、蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れます。
NW-YA10の内釜は、「黒まる厚釜」で、厚さ1.7mmの釜を使用しています。NW-JZ10の内釜と比較すると、蓄熱性や発熱効率の面で少し差があります。
炊飯メニュー



NW-JZ10は、白米、無洗米、玄米、おかゆ、炊き込みご飯など、多彩な炊飯メニューに対応しています。特に、「わが家炊き」機能を搭載しており、81通りの炊き方から自分好みの食感に調整できます。
NW-YA10は、白米の3種類の炊き分け、無洗米や玄米など基本的な炊飯メニューに対応していますが、「わが家炊き」機能は搭載されておらず、炊き方の微調整は、NW-JZ10の方が優れています。
保温時間



NW-JZ10は「極め保温」で最大40時間、
NW-YA10は「うるつや保温」で最大30時間までなので、長時間保温をしたい場合はNW-JZ10の方が向いています。
サイズとデザイン



NW-JZ10とNW-YA10は、どちらも5.5合炊きですが、NW-YA10の方が一回りコンパクトで、1.5kg軽量です。
カラーは、NW-JZ10はブラックのみ、NW-YA10はブラックとホワイトの2色から選べます。
キッチンのスペースやインテリアに合わせて選びたい方には、NW-YA10が適しています。
価格



NW-JZ10とNW-YA10の価格差は6,000円前後あり、小さくありません。ご自身の好みに合った機能や予算に合ったモデルを選択されると良いでしょう。
どちらがおすすめか?



あなたにおすすめの機種は…
NW-JZ10がおすすめの方は
- 高機能な炊飯器を求め、自分好みの炊き上がりを追求したい方
- お米の甘みや食感にこだわりたい方に おすすめです。


NW-YA10がおすすめの方は
- 基本的な機能を備えたモデルであれば、コストパフォーマンスも重視したい方
- コンパクトなサイズやカラーバリエーションも重視したい方 におすすめです。


まとめ
象印の炊飯器「極め炊き」の NW-JZ10とNW-YA10の2機種を比較検討しました。