口腔洗浄機ジェットウオッシャーは、歯のケアに気を遣う人に注目されているようです。
この記事では、ジェットウオッシャーのうち、フィリップス社 ソニッケアー パワーフロッサー3000 HX3826/23 とウォーターピック社のWF-21の2つの製品を比較します。
フィリップス3000 HX3826/23の発売は2023年10月、ウォーターピックWF-21の発売は2024年11月なのでこちらが1年新しいです。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
フィリップス3000の特長

- X字型の4本の水流で洗浄します。
- CleanとDeep Clean の2モードがあり、3段階の強度調整ができます。
- タンク容量は250ml(60秒洗浄)で、やや大きめです。
- ノズルはカドストリームノズル1本とスタンダードノズル1本が付属しており、好みのノズルを使えます。ノズルは360度回転するので、洗いたいところに届きやすいです。
- 本体がやや軽いです。
- 満充電で、1日1分使って3週間使えます。
- 保証期間は2年間、やや長いです。
ウォーターピックWF-21の特長

- パルス振動と水圧で洗浄します。
- タンク容量は177ml(45秒洗浄)で、やや小さめです。
- 標準ノズルが2本ついています。
- 本体がやや重めです。
- 満充電で4週間使えます。
- 保証期間は1年間です。

フィリップス3000とウォーターピックWF-21は、どちらも
コードレスのハンディタイプ、大きさも同じくらいです。
防水機能も同程度です。
両製品のちがいは
・洗浄方式
・モード・強度調整
・タンク容量
・ノズルの種類
・使用時間
・保証期間
の6点です。
価格はどちらも高価格帯です。
フィリップス3000とウォーターピックWF-21は何が違うのでしょう



2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、フィリップス3000とウォーターピックWF-21の主な違いは、次の6点です。
- 洗浄方式
- モード、強度調整
- タンク容量
- ノズルの種類
- 使用時間
- 保証期間
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
フィリップス3000とウォーターピックWF-21の比較



違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | フィリップス3000 | ウォーターピックWF-21 |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() Amazonで見る | ![]() ![]() Amazonで見る |
洗浄方式 | X字型の4本の水流 | パルス洗浄 |
モード・強度調整 | Clean と Deep Clean の2モード 3段階の強度調整 | 2段階の水圧 65~105PSI |
タンク容量 | 250ml 60秒洗浄 | 177ml 45秒洗浄 |
ノズル種類 | ノズルは360度回転 カドストリームノズル1本、スタンダードノズル1本 | 回転できず固定式 標準ノズル2本 |
防水機能 | IPX7対応(水深1m・30分の耐水性) | IPX7対応(水深1m・30分の耐水性) |
サイズ・使用時間 | 6.8 x 6.8 x 高さ30.6 cm(ノズル付き) 290g 満充電で約3週間(1日1回1分間使用した場合) | 高さ約 29.9cm×最大幅 6.4 cm×最大奥行き約 9.5cm(ノズル付き)336g 最大4週間 |
保証期間 | 2年間 | 1年間 |
参考価格 | 18,000円前後 | 17,000円前後 |
製品の比較 価格は2025年7月30日18時17分時点 Amazon調べ
洗浄方式



フィリップス3000は、X字型の4本の水流で洗うので、早く深く洗浄できると言っています。
ウォーターピックWF-21は、圧力とパルスで洗浄する普通タイプです。
深部まで効率的に洗浄したい方には フィリップス3000のほうがあっているかもしれません。
モード・強度調整



フィリップス3000はClean と Deep Clean(強弱をつけた水圧で、歯間移動のガイドもある)の2モードがあり、3段階の強度調整ができます。ウォーターピックWF-21は、強度調整が2段階できます。
細かく調整したい方にはフィリップス3000が、シンプルに使いたい人にはウォーターピックWF-21がよいかもしれません。
タンク容量



タンク容量は、
フィリップス3000は250mlで60秒洗浄できる量の設計、ウォーターピックWF-21は177mlで45秒洗浄できる設計です。
使いかたによりますが、ウォーターピックWF-21は使用中に継ぎ足しが必要かもしれません。
ノズル種類



フィリップス3000は、ノズルは360度回転し、カドストリームノズル(水が4方向に出る)1本、スタンダードノズル1本がついています。
ウォーターピックWF-21は、標準ノズルが2本付いています。
サイズと使用時間



フィリップス3000よりウォーターピックWF-21の方が本体がやや大きく、重いです。
使用できる時間は、ウォーターピックWF-21の方が長時間使えるようです。
旅行や外出先で使う場合、軽さを重視するならフィリップス3000、長時間使えることを重視するならウォーターピックWF-21でしょう。
保証期間



フィリップス3000のメーカー保証期間は2年間、ウォーターピックWF-21のメーカー保証期間は1年です。
保証期間が長い方が安心できると思う方には、フィリップス3000がよいかもしれません。
価格



フィリップス3000とウォーターピックWF-21は、どちらも高価格帯の製品ですが、両製品の価格差は少ないです。
(フィリップ3000は、時々行われるタイムセールがお買い得です)
自分のライフスタイルや好みに合う方を選ぶと良いでしょう。
どちらがおすすめか?



あなたにおすすめの機種は…
フィリップス3000 がおすすめの方は
- 歯周ポケットの深部まではやく洗浄したい方
- 洗浄モードを細かく調整しながら使いたい方
- 水の継ぎ足しを減らしたい方
- メーカー保証期間が長い方が安心できると思う方 にお勧めです。


ウォーターピックWF-21がおすすめの方は
- 頻繁に充電せず長く使いたい方
- シンプルに使いたい方 にお勧めです。
まとめ
フィリップス3000とウォーターピックWF-21は、どちらも有名メーカーの製品で、高価格帯です。コードレス&IPX7防水で使いやすい設計でもあるので、自分のライフスタイルや好みに合った方を選んでください。