DCP-J4143NとDCP-J1203Nの 7つの違い(ブラザープリンター ファーストタンク A4インクジェット複合機)

この記事では、ブラザープリンターA4インクジェット複合機のうち、DCP-J4143NとDCP-J1203Nの2つの製品を比較検討します。両製品は、インクタンクが大容量のファーストタンクシリーズのモデルです。

この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?

両製品の特長を簡単に紹介します。

DCP-J4143Nの特長

DCP-J4143N
  • 顔料インクで、にじみにくい大容量インクのモデル
  • 文書印刷向き
  • 液晶2.7型タッチパネルで操作
  • ADF(自動原稿送り装置)20枚
  • 自動両面プリント
  • インク色数:4色顔料インク 独立インク
  • A4文書印刷時(1枚あたり)のインクコスト:カラー:カラー約4.1円/モノクロ約0.8円
  • 接続:USBケーブル、無線/有線LAN、Wi-Fi Direct対応、ダイレクトプリント:USBメモリー対応、スマホ/タブレット接続

DCP-J1203N の特長

  • 大容量インクだがシンプルモデル
  • 本体上部の操作パネルで操作できるが、スマホから操作するのを基本としている(操作パネルの概要)
  • インク色数:4色(顔料黒、染料3色)独立インク
  • A4文書印刷時(1枚あたり)のインクコスト:カラー約5.5円/モノクロ約0.9円
  • 接続:USBケーブル、無線LAN、Wi-Fi Direct対応、スマホ/タブレット接続 
目次

DCP-J4143NとDCP-J1203N は何が違うのでしょう

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2つの製品は何が違うの?

さっそく結論ですが、DCP-J4143NとDCP-J1203Nの主な違いは、次の7点です。

両製品の違い
  • 全体の大きさと重さ
  • 操作部
  • ADF装置
  • 両面印刷
  • インクの種類
  • インクコスト
  • ダイレクトプリント

当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。

DCP-J4143NとDCP-J1203Nの比較

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違いを詳しく解説するよ!

両製品の違いを一覧表にまとめました。

スクロールできます
機種DCP-J4143NDCP-J1203N
外観
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全体の大きさと重さ幅43.5×奥行き34.3×高さ18.0cm
約8.8kg
幅43.5×奥行き35.9×高さ16.1cm、
約6.1kg
機能カラープリント、コピー、スキャンができるカラープリント、コピー、スキャンができる
操作部前面のタッチパネル液晶2.7型で操作本体上部の操作パネルとスマホで操作
給紙とADF前面給紙トレイ(1段)、手差しトレイ(1枚)
用紙トレイ:最大 150枚/排紙トレイ:最大100 枚(普通紙)
ADF(自動原稿送り装置):最大20枚までまとめてコピー、スキャンできる
前面給紙トレイ(1段)、背面手差しトレイ(1枚)
用紙トレイ:最大150枚/排紙トレイ:最大50枚(普通紙)
両面印刷自動両面プリント対応できない
インクの種類4色顔料インク 独立インク4色ハイブリット(顔料黒、染料3色)独立インク
A4文書印刷時(1枚あたり)のインクコストカラー:約4.1円/モノクロ:約0.8円カラー:約5.5円/モノクロ:約0.9円
L判フチなし写真1枚のインク用紙コスト約12.5円16.2円
印刷スピードL判フチなし:約14秒/枚
A4カラー普通紙:約19ipm
A4モノクロ普通紙:約20ipm
L判フチなし:約28秒/枚
A4カラー普通紙:約9ipm
A4モノクロ普通紙:約16ipm
印刷対応用紙サイズL判~A4L判~A4
接続USB、無線/有線LAN
Wi-Fi Direct対応、
ダイレクトプリント:メモリーカード/USBメモリー対応
スマホ/タブレット接続 
USB、無線LAN
Wi-Fi Direct対応、
スマホ/タブレット接続 
参考価格32,000円前後25,000円前後
製品の比較 価格は2024年8月30日18時20分時点 Amazon調べ
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違いを解説するよ!

全体の大きさと重さ

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DCP-J4143Nの方が重いですが、全体の大きさはさほど変わりません。どちらも家庭用としては、大型の方です。

操作部

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DCP-J4143Nは、液晶2.7型タッチパネルで操作する普通のタイプです。スマホからも操作できます。

DCP-J1203Nは、本体上部に操作パネルがありますが、ボタンの操作がわかりにくいです。このモデルの操作は、自分のスマホから操作するのが基本になっているようです。

ADF装置

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DCP1413NにはADF装置(自動原稿送り装置)がついており、コピーやスキャンを一度に多くする場合には便利です。

両面印刷

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DCP1413Nは、自動両面印刷ができます。用紙が節約できるので、複数ページを印刷する場合には便利な機能です。

インクの種類

DCP-J4143Nのインクは、4色とも顔料インクです。顔料インクは、文字や図形がくっきりと印刷され、すぐ乾き、湿気や光にも強いので、長期保存に向きます。ビジネス文書やグラフの印刷に適していると言われます。

DCP-J1203Nのインクは、黒が顔料インク、赤青黄色は染料インクのハイブリットです。染料インクは、顔料インクより鮮やかで透明感があり、写真印刷に向いていると言われます。

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DCP-J4143Nは全色顔料インクで、ビジネス文書に向くといわれます。

DCP-J1203Nはハイブリットインクで、写真印刷に向くと言われます。

インクコスト

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DCP-J4143Nは、文書印刷、写真印刷ともに、DCP-J1203Nより少し安く印刷できます。
それでも、DCP-J1203Nのインクコストは、標準インクタンクのコスト(例えばDCP-J928Nのインクコストは、カラー:約9.9円/モノクロ:約3.0円)よりかなり安いです。

ダイレクトプリント

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DCP-J4143Nは、メモリーカード、USBメモリーから直接印刷もできます。

価格

DCP-J4143Nの価格は、DCP-J1203Nより約7,000円高いです。

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DCP-J4143Nは、DCP-J1203Nより約7,000円高いです。
が、ADF機能やインクコストが安いなど大量印刷に便利な機能があります。
大量に印刷をしたい場合には、DCP-J4143Nを検討してみるのも良いでしょう。

DCP-J1203Nは、本体価格とインクコストは安いですが、大量印刷にあると便利な機能は備えていません。

どちらがおすすめか?

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あなたにおすすめの機種は…

DCP-J4143Nがおすすめの方は

  • 印刷したものを長期間保存したいので、顔料インクが良いと思う方
  • 大量に印刷したいので、インクコストが安い方が良いと思う方
  • ADF装置や自動両面印刷の機能がついている方が良い方
  • USBメモリなどから直接プリントしたい方  にお勧めです。
DCP-J4143N

DCP-J1203Nがおすすめの方は

  • シンプルな機種でよいという方
  • 軽い方が良いと思う方 にお勧めです。

まとめ

ブラザープリンターA4インクジェット複合機のうち、DCP-J4143NとDCP-J1203N の2つの製品を比較検討しました。 

DCP-J4143Nは、DCP-J1203Nより約7,000円高いです。
しかしDCP-J4143Nには、ADF機能やインクコストが安いなど大量印刷に便利な機能があるので、大量印刷にはこちらがお勧めです。

参考

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