フィリップス電動歯ブラシのソニッケアー9モデルの中で、2024年3月現在の最高機種は、ソニッケアー9900プレステージです。
これらのモデルの中で、ダイヤモンドクリーン9000とエキスパートクリーンは、両機種とも比較的上位のモデルですが、ダイヤモンドクリーン9000は「高性能をより安く」というコンセプトで出されたモデルで、エキスパートクリーンより高性能モデルという位置付けです。
両機種の性能は、何が違うのでしょうか?
何が違うのでしょう?
発売年は、ダイヤモンドクリーン9000は2020年の発売、エキスパートクリーンはそれより早く2017年の発売です。
- ダイヤモンドクリーン9000 : 2020年の発売 (一部商品販売終了)
- エキスパートクリーン : 2017年の発売 (一部商品販売終了)
2つのモデルは何が違うの?
さっそく結論ですが、ダイヤモンドクリーン9000とエキスパートクリーンで違うのは、次の3点です。
- バッテリー残量を知らせる機能の違い
- 付属ブラシヘッドの違い
- 付属アクセサリの違い
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両モデルの価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどちらなのか比較検討します。
ダイヤモンドクリーン9000とエキスパートクリーンの比較
違いを詳しく解説するよ!
比較したのは、ダイヤモンドクリーン9000(HX9911/67)とエキスパートクリーン(HX9692/11)です。両モデルの違いを一覧表にまとめました。(機種の名前が同じでも型番によって機能と付属アクセサリが違いますので、気をつけてください。)
機種 | ダイヤモンドクリーン9000 HX9911/67 | エキスパートクリーン HX9692/11 |
---|---|---|
外観 | ダイヤモンドクリーン9000 (HX9911/67) | エキスパートクリーン (HX9692/11) |
1、バッテリー残量を知らせる機能の違い | あり ランプで表示します | なし |
2、付属ブラシヘッドの違い | 1本 本体付属のプレミアムオールインワンブラシだけ 歯垢除去・ステイン除去・歯ぐきケア全部ができるブラシヘッドです | 3本 本体付属のプレミアムクリーンブラシに加えて プレミアムガムケアブラシ、舌磨きブラシが付属します |
3、付属アクセサリの違い | トラベルケース充電器とグラス充電器 | トラベルケース(充電機能なし)と充電器台 |
参考価格 | 28,000円前後 Amazon | 23,000円〜33,000円前後 Amazon |
順番に詳しく解説していくよ!
1、バッテリー残量を知らせる機能の違い
機種 | HX9911/67 | ダイヤモンドクリーン9000HX9692/11 | エキスパートクリーン
1、バッテリー残量を知らせる機能の違い | あり ランプで表示します。 | なし |
歯を磨く時間、回数によってバッテリーの減り方が変わるので、バッテリー残量が知りたいという方には便利でしょう。
2、付属ブラシヘッドの違いは?
機種 | HX9911/67 | ダイヤモンドクリーン9000 HX9692/11 | エキスパートクリーン
付属ブラシヘッドの違い | 1本 本体付属のプレミアムオールインワンブラシ1本です。 歯垢除去・ステイン除去・歯ぐきケア全部ができるブラシヘッドです。 | 3本 付属のブラシのうち、本体についているプレミアムクリーンブラシは歯垢とステインを落とすブラシです。プレミアムガムケアブラシは、歯茎近くの歯垢をしっかり落とすブラシです。舌磨きブラシは、舌の汚れを落とすブラシです。 |
付属ブラシヘッドは、ダイヤモンドクリーン9000付属のプレミアムオールインワンの方が高機能、最新型ブラシヘッドです。エキスパートクリーンには、3本付いており、好みに合わせて付け替えて磨きます。
エキスパートクリーンには、歯垢を落とすブラシ、歯茎をケアするブラシ、舌磨き用の3本のブラシが付いています。
ダイヤモンドクリーン9000には、1本で歯垢除去・ステイン除去・歯ぐきケア全部ができるブラシヘッドが付いています。
※製品によって、この付属ブラシとは違うものが付いている場合があります。
プレミアムオールインワンをはじめ、各種ブラシヘッドはソニッケアーの全機種で使えます。
(ソニッケアーキッズ、e シリーズを除く)
エキスパートクリーン付属のブラシヘッドが摩耗したら、プレミアムオールインワンを購入して付け替えることができます。
案内鳥サンカノゴイは、ブラシヘッド認識機能がないモデルのプロテクトクリーンにプレミアムオールインワンをつけて磨いていますが、よく磨けるのを実感しています。
お勧めの替えブラシヘッド プレミアムオールインワン
よく磨けますが、もう少し長持ちするといいですね。
ツルツルになるまで磨くと、2ヶ月ももちません。
3、付属アクセサリの違いは?(ここで比較した機種の場合)
機種 | HX9911/10 | ダイヤモンドクリーン9000HX9692/11 | エキスパートクリーン
---|---|---|
付属 | アクセサリの違いトラベルケース充電器とコップ充電器 | トラベルケース(充電機能なし)と充電器台 |
ダイヤモンドクリーンシリーズの充電器には、ハンドルを差して使う充電器台と、ハンドルをコップに立てかけて充電するコップ充電器、歯ブラシをケースに入れたまま充電できるトラベルケース充電器の3種類があります。
旅行や出張が多い方には、トラベルケース充電器が付いているダイヤモンドクリーン9000の方が便利かもしれません。
モデルが同じでも、付属アクセサリの組み合わせはかなり違います。欲しいアクセサリが付いているか、よく確かめてください。
違いを簡単に言えば
ダイヤモンドクリーン9000とエキスパートクリーンの違いは、機能面ではバッテリー残量を知らせる機能だけです。この機能は、同じモデルでもついていないものもあります。
付属品の違いは、ブラシヘッドと充電器ですが、商品ごとのセット内容で違いが出てきます。
価格が同程度なら、デザイン、付属品が気に入ったものを選ぶと良いでしょう。
機種 | ダイヤモンドクリーン9000 HX9911/67 | エキスパートクリーン HX9692/11 |
---|---|---|
外観 | ダイヤモンドクリーン9000 (HX9911/67) | エキスパートクリーン (HX9692/11) |
1、バッテリー残量を知らせる機能の違い | あり ランプで表示します | なし |
2、付属ブラシヘッドの違い | 1本 本体付属のプレミアムオールインワンブラシだけ 歯垢除去・ステイン除去・歯ぐきケア全部ができるブラシヘッドです | 3本 本体付属のプレミアムクリーンブラシに加えて プレミアムガムケアブラシ、舌磨きブラシが付属します |
3、付属アクセサリの違い | トラベルケース充電器とグラス充電器 | トラベルケース(充電機能なし)と充電器台 |
参考価格 | 28,000円前後 Amazon | 23,000円〜33,000円前後 Amazon |
両機種の共通機能と特徴も紹介します
ダイヤモンドクリーン9000HX9911/67 と エキスパートクリーンHX9692/11
- 歯垢を取る力は、主に1分間に31,000回の振動で、十分な強さがあります。(現在の最高位機種9900プレステージも同じです)
- 4モード3段階の強さが選べる→
- 4モードとは=クリーン(基本のブラッシングモード)、ホワイトプラス(ステインを落とす)、 ガムヘルス(歯垢を落とし、歯ぐきをケア)、ディープクリーンプラス(心地よい振動で歯垢をしっかり除去)の4種類です。
- ブラッシングの強さ=弱、中、強の 3 段階です。
- ブラシヘッド認識機能がある→各種ブラシヘッドをハンドルに取り付けるだけで最適なモードと強さレベルを自動で設定します。モード・強さはお好みで変更できます。
- ブラシヘッド交換時期を知らせる機能がある→ブラシヘッドが摩耗して交換すべき時期になると、ハンドルのランプが光り交換のタイミングを知らせます。(RFID内蔵ブラシヘッドを使用した場合)
- 過圧防止センサー機能がある→ ブラシを強く当て過ぎるとハンドルが振動し、知らせます。
- スマホアプリと連携する機能がある→ヘッドとハンドルが毎日のブラッシングを記録します。この記録(プログレスレポート)はスマホアプリで見られます。
- イージースタート機能がある→電動ブラシを初めて使う人のために、使い始めから14回目にかけて振動が徐々に強くなります。
- カドペーサー機能がある→ 口内各部の磨き時間を一定の間隔でタイマーで知らせます。
どちらの機種も電動歯ブラシとしては、十分な機能を備えています。
両モデルの価格が同じくらいであれば、デザイン、付属アクセサリの好きな方を選ぶと良いでしょう。
価格差が大きいなら、安い方がおすすめです。
どちらがおすすめか?
あなたにおすすめの機種は…
ダイヤモンドクリーン9000がおすすめの方
バッテリー残量をぜひ知りたい、と思われる方にお勧めです。
エキスパートクリーンがおすすめの方
機能がほぼ同じなら少しでも安価な方が良い、と思われる方に勧めです。
まとめ
ダイヤモンドクリーン9000とエキスパートクリーンを比較しました。
両モデルとも、電動歯ブラシの機能面ではほぼ同じです。価格と付属品で納得のいくモデルを選ぶと良いでしょう。