「アースノーマット」と「シンカトリ」の1つの違い(電源不要の蚊取り)

蚊に悩まされる時期がだんだん長くなる気がします。屋外やお出かけ先でも蚊の羽音を聞くのは避けたいですね。

この記事では、携帯性抜群、海外旅行にも便利な電池式と電池も要らない蚊取りのうち、

人気の「アースノーマット電池式」と

2024年2月発売の「キンチョウシンカトリ」の2機種について、使いやすさを比較検討します。

※なお、海外旅行ではトコジラミ被害が話題にのぼっていますが、このアースノーマットなど2機種はトコジラミには対応していません。トコジラミには、次のような、航空機にも持ち込めるガスなしスプレータイプとの併用をお勧めします。

トコジラミ対応薬剤

製品名アース
サラテクト
アース
サラテクトミスト リッチリッチ30
フマキラー
スキンベープミスト
外観
特徴防除用医薬部外品
ディート10%
6ヶ月未満には使用できない
 医薬品 ディート30%
12歳未満には使用できない
長時間の農作業やキャンプ、海外旅行に
防除用医薬部外品
イカリジン15%
参考価格500円前後2,800円前後(3本セット)850円前後
AmazonAmazonamazonn
トコジラミ対応虫除け ガスなしスプレータイプ 価格は2024年4月23日22時30分時点

サラテクトなどの虫よけスプレーは、初夏からのキャンプや山歩きには必須で、春に各種製品がドラッグストアなどに並びます。しかしディート30%の高濃度の製品は珍しいです。

目次

何が違うのでしょう?「アースノーマット」と「シンカトリ」

  • 電動式ファンで薬剤を拡散します。
  • 蚊取り線香時代と同じく、殺虫薬剤の拡散は風まかせ、です。でも、他の蚊取などの製品の多くも風まかせですね。

さっそく結論ですが、 「アースノーマット」「シンカトリ」の主な違いは、次の1点です。

両製品の違い
  • 電池を使うか、使わないか

当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、これらの製品の価格も比較します。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどれなのか、比較検討します。

「アースノーマット」と「シンカトリ」の比較

案内鳥サンカノゴイ

違いを詳しく解説するよ!

 「アースノーマット」と「シンカトリ」の特徴を一覧表にまとめました。

 「アースノーマット」と「シンカトリ」の比較表

スクロールできます
製品名アースノーマット電池式キンチョウ シンカトリ
外観
防除用医薬部外品防除用医薬部外品
内容本体器具1個+カートリッジ1個カバー1個+薬剤タブレット1個
薬剤交換の目安
電池残量、薬剤残量メーターあり
薬剤交換は
使い始めに自分で日時を記録、200日後に取り替え
主な有効成分トランスフルトリン
375mg/1個
トランスフルトリン7%
適用害虫
蚊成虫蚊成虫
電池と薬剤単三アルカリ電池2本
アルカリ電池の場合、45日ほどで交換。
薬剤は一日8時間として90日分。延べ720時間分。
薬剤は200日分
非過熱式により薬剤拡散 
電池を使わないので交換不要
使える広さ屋内用4,5畳〜10畳
ファン付き
 狭い部屋では、時々換気が必要
 屋外でも使えるが、蚊を避けるだけ
屋内用6畳に一個 
1日の使用時間は8〜12時間まで
空気の流れがあると効果的
スイッチ上部にスイッチがある薬剤を袋から出し本体(カバー)にセットすれば拡散が始まる、
本体をひっくり返すと拡散が止まる
参考価格1,100円前後1,500円前後
AmazonAmazon
各製品の比較 参考価格は2024年4月24日19時30分時点
案内鳥サンカノゴイ

一つの違いを詳しく解説します!

違いは、電池を使うか、使わないか?

アースノーマットは、

  • 電池を使って薬剤を温め、ファンで拡散する方式です。
  • 薬剤が広がりやすいためか、やや広めの部屋にも対応しています。
  • 電池の取り替えが必要です。薬剤は90日分ですが、電池は薬剤の半分の45日あたりで交換の必要があります。

シンカトリは、

  • 加熱なしで薬剤を拡散させる方式です。
  • ただしファンがなく薬剤が広がりにくいので、風上に置くなどして気流を利用すると部屋に広がりやすいそうです。
  • スイッチの代わりに、本体を上下逆さにしてOFFにします。ONにするには本体の上下を戻します。
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両製品の大きな違いは、
アースノーマットが電池を使うのに対し
シンカトリは、電池を使わないことです。

シンカトリには、薬剤散布のためのファンがないので、部屋全体に広がるのか、気になるところです。

両製品の共通点

両製品の共通点は

  • コンセントなどの電源がいらないこと。
  • 使用場所が主に屋内であること。
  • 適用害虫が蚊成虫であること。
  • 主な有効成分が同じトランスフルトリンであること。
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どちらも室内の蚊成虫に対応しています。

価格

価格は、アースノーマットの方がやや安いです。薬剤が90日分で、シンカトリより少ないからでしょうか。

シンカトリは、薬剤が200日分のためか、やや高めです。発売したばかりなので、今後の価格の動静に注目です。

違いを簡単に言えば

アースノーマットは電池が必要なのに対し、

シンカトリは、電源も電池も不要なことです。

どちらがおすすめか?

アースノーマットがおすすめの方

  • 馴染みの加熱式カトリが良いと思う方におすすめです。

シンカトリがおすすめの方

  • 電池交換が面倒な方におすすめです。
  • 火気が心配な方におすすめです。

まとめ

馴染みの加熱式カトリに対し、シンカトリは発売されてから間がないので、今後の人気が気になる製品です。

参考

アース製薬公式ページ

キンチョウ公式ページ

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