タニタのデジタルクッキングスケールには、重さを計るだけでなく、ご飯やパスタのカロリーも計れる「カロリーモード※」という機能が搭載されている機種があります。
※「KJ-221」「KJ-215」「KJ-210」「KD-195/196」などの機種
この機能を使えば、「ご飯を100g減らして156kcal減らそう!※」などということが簡単にできますね。
この記事では、デジタル型のクッキングスケールの中でも人気のタニタの製品のうち、「カロリーモード」を搭載した機種 新型KJ-221とKJ-215を比較し、価格も含めて、お勧めはどれか検討します。
※ご飯(精白米)の摂取エネルギー量は、2020年に改定され、100gあたり168kcalから156kcal(12kcal減)になりました。KJ215は、168kcalで設定されています。
KJ-221とKJ-215は何が違うのでしょう?
何が違うのでしょう?
さっそく結論ですが、KJ-221とKJ-215の主な違いは、次の3点です。
- 早く計れる機能
- カロリーモード
- 大型封筒が計りやすい機能
ご飯のカロリーが計れる機種 新型KJ-221と旧型KJ-215を比較
2機種の特徴を表にまとめました
機種名 | 新型 KJ-221 | 旧型 KJ215 |
---|---|---|
外観 | ||
最小計量単位 | 0,5kg | 0,5g |
最大計量重さ | 2kg | 2kg |
早く計れる機能(すぐゼロ、すぐピタ) | あり | なし |
カロリーモード | ご飯など4種類登録 | ありあり ご飯以外に1種類登録 |
測った数値が保持できる機能(HOLDモード) | あり | なし |
参考価格 | 5,500円 | 1,800円前後 |
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違いを詳しく説明します
KJ221とKJ-215は何が違うか?
早く計れる機能
新型KJ221は、電源ボタンを押してから計量できるまでの時間がこれまでの機種より早いそうです。(「すぐゼロ」「すぐピタ」機能)
「計ろうとしても数字がなかなかピタッと決まらない!」と思う方が減るかもしれません。
KJ215にはこの機能はありません。
カロリーモード
KJ215のカロリーモードは、ご飯モードがあらかじめ設定されています。もう一種パスタが設定されていますが、これは別の食材に変更できます。例えば、コーンフレークにするなら、コーンフレークのカロリーを調べて、入力し設定します。
新型KJ221は、自分で4種類の食材とカロリーを同じように設定できます。よく食べる食材を記憶させておけば、パスタ70g分のカロリーは?などすぐわかるので、カロリー計算が楽です。
計った数値を保持できる機能
新型KJ221には、大型の郵便物などを計量する際に数値が見えなくても、計量物をおろした後に約20秒間重さを表示する機能がついています。(「HOLDモード」)
郵便物を計ることが多い人には便利な機能かもしれません。
KJ215にはこの機能はありません。
価格
新型KJ221の価格は、旧型KJ-215の3倍です。
新型は、これまでの各種機能を全部詰め込んだ決定版のような機種なので、高価になったのかもしれません。
KJ221とKJ-215の違いを簡単に言えば
旧型KJ215は、食材のカロリーが計れる機種として、これまでの人気機種です。
KJ221は、これまでのタニタのクッキングスケール各種の機能を全部詰め込んだ決定版、のような機種です。
どちらがおすすめか?
新型KJ-221がおすすめの方
- 大きい郵便物などを計ることが多い方におすすめです。
- 物を載せたらすぐに表示されるのが良い方におすすめです。
- 食材4種のカロリーチェックをしたい方におすすめです。
旧型KJ-215がおすすめの方
- ご飯など2種類のカロリーがチェックできればよいと思う方におすすめです
- 安価な価格がよい方におすすめです。
交換用電池も同時購入がおすすめ
製品購入時に付属している電池は、「お試し用単4乾電池×2個」とあります。キッチンスケールの使用が週一回程度ならしばらく使えますが、一緒に購入しておくと安心かもしれません。
まとめ
新型のKJ-221は、いろいろな機能がついていて、その分高価です。
旧型のKJ-215は、ついている機能は少なめですが、ご飯など2種類のカロリーを計るには十分です。