電気調理鍋は、「ほったらかし」調理を特長としているので、新生活を始める人に便利な家電かもしれません。
この記事では、シャープの電気調理鍋ヘルシオ ホットクックのKN-HW10Gとその前のモデルKN-HW10Eを比較します。どちらも1Lで、一人暮らしに向く小型機種です。かき混ぜ機能があり、基本的な煮込みやカレーを得意にしています。
でも、容量の大きい機種(例えば16Gは140メニュー、自動129/手動11)と比べると、内蔵メニュー数がかなり少ないです。また、圧力調理機能は、どちらもありません。
KN-HW10Gの発売は2021年9月、KN-HW10Eの発売は2019年11月で、KN-HW10Gの方が2年新しいです。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
KN-HW10Gの特長

- 電気調理鍋、調理容量1.0L、1~2人向けの容量です。
- 予約調理メニュー(予約最大15時間)、無水メニュー、発酵・低温調理(35~90℃の温度範囲、35~65℃までは1℃単位、65~90℃までは5℃単位))保温(最大12時間)、温め直し、煮詰め機能があります。
- 自動かき混ぜ機能と自動火加減で、「ほったらかし」調理もできます。
- 付属の蒸しトレイを使えば、「上下2段調理」で2種類のメニュー(下段でご飯炊き、上段でおかずなど)を同時に調理できます。
- 内蔵メニュー数は86(自動メニュー70/手動メニュー16)あります。
- 無線LAN接続でメニューの検索ができ、メニューも増やせます(30メニューまで、超えると古いものから消える)、さらに好みに合わせたメニューの提案もしてくれます。
- 「使いこなしサポート機能」があります。ユーザーの使用状況に応じて、400以上のクラウドメニューから適切なレシピを順次提案します。そのレシピにチャレンジすると、また次のレシピが提案され、料理のレパートリーが自然に広がる機能です。
- 「クックリスト機能」があります。テーマ(「厳選!旬食材」「世界の煮物」「お手軽ランチ」など)に合わせてまとめられたレシピ集を、ホットクック本体にまとめて登録できる機能で、メニュー登録が楽です。(同時に最大3リストまで)
KN-HW10Eの特長

- 電気調理鍋、調理容量1.0L、1~2人向けの容量です。
- 予約調理メニュー(予約最大15時間)、無水メニュー、保温(最大12時間)、温め直し機能、煮詰め機能(蓋をとって加熱できる)があります。
- 自動かき混ぜ機能と自動火加減で、「ほったらかし」調理もできます。
- 付属の蒸しトレイを使えば、「上下2段調理」で2種類のメニュー(下段で煮物、上段で蒸し物など)を同時に調理できます
- 内蔵メニュー数は80(自動メニュー63/手動メニュー17)あります。
- 無線LAN接続でメニューの検索ができ、メニューも増やせます(30メニューまで、30を超えると古いものから消える)、さらに好みに合わせたメニューの提案もしてくれます。(この機種では、無線LAN接続が難しいと感じる方もある)

KN-HW10GとKN-HW10Eは、どちらも
・電気調理鍋、調理容量1.0L、1~2人向けの容量で、大きさ、重さも同じです。カラーも同じく、黒と白から選べます。
・自動かき混ぜ機能があり、無水カレーや肉じゃがなどの煮物が、「ほったらかし」で、できます。
・「上下2段調理」で2種類のメニューを同時に調理できます。
・予約調理メニュー、低温、保温、温め直し、煮詰め機能があります。
・無線LAN接続でメニューの検索ができ、好みに合わせたメニューの提案もしてくれます。
ちがいは
KN-HW10Gは、
・「使いこなしサポート機能」があります。ユーザーの使用状況に応じて、レシピを順次提案します。そのレシピにチャレンジすると、また次のレシピが提案され、料理のレパートリーが自然に広がる機能です。チャレンジする人向きかも。
・「クックリスト機能」があります。テーマごとにまとめられたメニューをまとめて登録できるので、楽です。
・内蔵メニュー数がやや多いです。
KN-HW10E
・アプリ連携が設定しにくいと思う人もあるようです。
両製品の価格差は、旧機種の方が高く、1万円の差です。
KN-HW10GとKN-HW10Eは何が違うのでしょう



2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、KN-HW10GとKN-HW10Eの主な違いは、次の3点です。
- 使いこなしサポート機能
- クックリスト機能
- 内蔵メニュー数
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
KN-HW10GとKN-HW10Eの比較



違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | KN-HW10G | KN-HW10E |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() Amazonで見る 黒、白 | ![]() ![]() Amazonで見る 黒、白 |
外形寸法・重さ・調理容量 | 幅220mm×奥行305mm×高さ240mm 約3.7kg 1.0L | 幅220mm×奥行305mm×高さ240mm 約3.7kg 1.0L |
使いこなしサポート機能 | あり | なし |
クックリスト機能 | あり | なし |
内蔵メニュー数 | 86(自動メニュー70/手動メニュー16) | 80(自動メニュー63/手動メニュー17) |
参考価格 | 35,000円前後 | 45,000円 |
使いこなしサポート機能



KN-HW10Gには
使いこなしサポート機能があります。ユーザーの使用状況に応じて、レシピを順次提案します。そのレシピにチャレンジすると、また次のレシピが提案され、料理のレパートリーが自然に広がる機能です。
KN-HW10Eには、この機能はありません。
クックリスト機能



KN-HW10Gには、クックリスト機能があります。ダウンロードレシピの登録が楽です。
KN-HW10Eには、この機能はありません。
内蔵メニュー数



KN-HW10Gは、86(自動メニュー70/手動メニュー16)あります。
KN-HW10Eは、80(自動メニュー63/手動メニュー17)なのでやや少ないです。
しかし、メニューがアプリからダウンロードできれば、この違いは気にならないかもしれません。
価格



KN-HW10GとKN-HW10Eの価格は、旧機種の方が高いです。
どちらがおすすめか?



あなたにおすすめの機種は…
KN-HW10Gがおすすめの方は
- スマホ連携機能を活用して、ホットクックをしっかり活用したい方
- 内蔵レシピが多いほうが良い方 におすすめです。


KN-HW10Eがおすすめの方は
- 基本的な調理機能がそろっていれば、「使いこなしサポート機能」や「クックリスト機能」はなくてよいと思う方 におすすめです。


まとめ
シャープヘルシオホットクックのKN-HW10GとKN-HW10Eの電気調理鍋を比較しました。ご自身のライフスタイルや調理ニーズに合った電気調理鍋を選んでみてください。