モバイルバッテリーは、大容量になるほど大きく重くなります。5,000mAhモバイルバッテリーはスマートフォンがほぼ1回充電でき、100g前後と比較的軽くて小さいので、カバンに入れて持ち歩く普段使いに良いかもしれません。
この記事では、5,000mAhモバイルバッテリーのうち、MOTTERU (モッテル)MOT-MB5002-ECとAnker(アンカー) Nano Power Bank(A1653)の2つの製品を比較検討します。どちらもUSB-C端子一体型の製品なので、充電したい機器の端子がUSB-Cならケーブルがなくても充電できるので便利です。(iPhoneの場合は15以降です)
ただし一体型USB-C端子は便利ですが、壊れやすいというカスタマーレビューも無くはありません。充電しながらスマートフォンを使う場合には端子に力がかからないように、手持ちではなく安定した場所に置いて使うと良さそうです。
モッテルMOT-MB5002-ECの発売は2024年9月、アンカーNano Power Bank(A1653)の発売は2023年9月です。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
モッテルMOT-MB5002-ECの特長
- 容量5000mAh iPhone15を約1回充電できる。
- 直接挿すだけ充電。USB Type-C端子を折りたたんで収納できる。別にUSB Type-Cポートがあり、ケーブルを接続して2台の端末を充電することもできる。
- USB Power Deliveryに対応しており、最大20Wの急速充電が可能。(2台同時充電の場合は最大15w 5V/3A)
- 重さ約99g
- 繰り返し1000回以上充電可能で長寿命。過充電過放電から保護する機能があるからのようです。
- USB-C to USB-Cケーブル(約50cm)と専用ポーチが付属。
- 保証 2年間
アンカーNano Power Bank(A1653)の特長(取扱説明書)
- 容量 5000mAh iPhone 15を1回充電できる 重さ102g
- PowerIQ搭載 接続されたデバイスを自動的に検知し、そのデバイスに最適な電流を供給する
- USB-C端子一体型のため、ケーブルなしで充電できる。このUSB-C端子部分は折りたたんで収納できる。
- 充電しながらスマホを操作できるパススルー充電対応(この時は15w)。
- 最大22.5Wでの急速充電(Huawei機器のみ、他の機器は18w)、2ポート利用時も合計最大18Wで、スマートフォンとイヤホンへの2台同時充電も可能。
- バッテリー本体の充電は、内蔵のUSB-C端子を直接充電器に繋ぐほか、本体側面にケーブルを接続して充電できる。
- 保証 18ヶ月+会員登録6ヶ月 計2年間
モッテルMOT-MB5002-ECとアンカーNano Power Bank(A1653)は何が違うのでしょう?
2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、モッテルMOT-MB5001-ECとアンカーNano Power Bank(A1653)の主な違いは、次の3点です。
- 急速充電
- 安全保護機能と電池寿命
- パススルー充電の機能
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
モッテルMOT-MB5002-ECとアンカーNano Power Bank(A1653)の比較
違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | モッテルMOT-MB5002-EC | アンカーNano Power Bank(A1653) |
---|---|---|
外観 | Amazonで見る | Amazonで見る |
全体の大きさと重さ | 約7.9(長さ)×3.65(幅)×2,6(厚み)cm 重さ:約99g | 7.7長さ x 3.7幅 x 2.5厚み cm 重さ:102g |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh |
出入力ポート数と出力 | USB Type-C端子とUSB-Cポート USB PDに対応 20W急速充電 2ポート | USB Type-C端子とUSB-Cポート 出力18W 2ポート USB PDに対応していないが、PowerIQでデバイスにあった給電ができる |
同時に給電できる台数 | 2台同時に充電 | 2台同時に充電 パススルー充電対応 |
低電流モード | あり ワイヤレスイヤホンなども充電できる | あり ワイヤレスイヤホンなども充電できる |
対応機器 | iPhone、タブレット端末、ワイヤレスイヤホンなど | iPhone、iPad、ワイヤレスイヤホンなど |
バッテリー残量表示 | あり | あり |
安全保護機能と電池寿命 | 過充電保護(電圧・電流)、過放電保護(電圧・電流)、短絡(ショート)保護機能を搭載 1,000回充電できる PSE適合品 | PSE試験合格品 |
保証期間 | 2年間 | 18ヶ月+会員登録で6ヶ月 計2年間 |
参考価格 | 3,500円前後 | 3,500円前後 |
違いを解説するよ!
全体の大きさと重さ
モッテルMOT-MB5002-ECとアンカーNano Power Bank(A1653)は、ほぼ同じ大きさ、重さです。どちらも軽く、コンパクトです。
急速充電
モッテルMOT-MB5002-ECは、
最大出力20wのUSB Power Deliveryに対応しているUSB-Cポートを搭載しているので、高速充電できます。
iPhone15に30分充電すると、50%充電できるそうです。
アンカーNano Power Bank(A1653)は、
USB PDに対応していないが、デバイスにあわせた充電ができる機能があります。
安全保護機能と電池寿命
モバイルバッテリーは、充電しすぎ、放電しすぎても電池の寿命が短くなります。
モッテルMOT-MB5002-ECは、過充電、過放電保護、また短絡(ショート)保護の機能があります。そのため、電池が長寿命らしいです。
通常のバッテリーの寿命は、300~500回といわれます。
パススルー充電の機能
アンカーNano Power Bank(A1653)には、パススルー機能があり、バッテリー本体を充電しながらデバイスにも充電できます。
価格
モッテルMOT-MB5002-ECとアンカーNano Power Bank(A1653)は、同じくらいの価格です。
どちらがおすすめか?
あなたにおすすめの機種は…
モッテルMOT-MB5002-ECがおすすめの方は
- 本体充電用ケーブルがついてるのが便利と思う方
- 急速充電できるのが良いと思う方
- 安全機能が多いほうが良いと思う方
- バッテリーの寿命が長いほうがよいと思う方にお勧めです。
アンカーNano Power Bank(A1653)がおすすめの方は
- おまかせ充電の機能があるのが良いと思う方
- 充電しながらデバイスに充電できると便利と思う方にお勧めです。
まとめ
モッテルMOT-MB5001-ECとアンカーNano Power Bank(A1653)の2つの製品を比較検討しました。
どちらも小さく軽い機種で、USB-C端子一体型の便利な製品です。