ブラウンのハンドブレンダーは、主にマルチクイック1から最上位機種のマルチクイック9の5シリーズがあります。
中でも人気機種の新型マルチクイック7(MQ7000X)と旧型マルチクイック7(MQ700)は、よく似ていますが、何が異なるのでしょうか?主な違いは5つあります。
新型マルチクイック7(MQ7000X)と旧型マルチクイック7(MQ700)の5つの違い
早速結論ですが、ハンドブレンダーマルチクイック7(MQ7000X)と旧型(MQ700)の違いは、次の5つです。
- 攪拌の速さと細かさ
- シャフトの動き
- スピード調節の方法
- 重さ
- 食洗機対応
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか、比較検討します。
新型マルチクイック7(MQ7000X)と旧型マルチクイック7(MQ700)を表で比較
順番に詳しく解説します。
新型マルチクイック7と旧型マルチクイック7の違いを解説
攪拌の速さと細かさ
新型マルチクイック7は、マルチクイック1(ブラウンハンドブレンダーの初期製品)と比べて40%早く細かく攪拌できるそうです。(これは、上位機種マルチクイック9と同じ、パワーベルテクノロジープラスと呼ぶ仕組み)
旧型マルチクイック7には、この機能はありません。
シャフトの動き
新型マルチクイック7は、ブレードシャフトの先、ベル型カバーの中の回転刃がわずかに上下します。この上下動によってカバーに素材が詰まるのを減らすようです。(アクティブブレードテクノロジーという)
旧型マルチクイック7は、動きません。
水分が少ない素材を撹拌するとき、回転刃とベル型カバーの間に素材がよく詰まるので、詰まりにくいのは嬉しい仕組みですね。
スピード調節の方法
新型マルチクイック7は、本体上部の握りの部分にスピード調節部があって、握る力で速さを調節します。
旧型マルチクイック7は、本体ボタンを握る力で速さを調節します。
ボタンの位置と形が変わっただけのようです。
重さ
新型の方が少し重いです。
食洗機対応
新型は、ブレードシャフトと計量カップを食洗機で洗えます。旧型は食洗機に入れてはいけないことになっています。
ブレードシャフトの洗浄は、説明書では、計量カップにぬるま湯を入れて攪拌する、とありますが、きっちり洗いたい方もあるでしょう。でもシャフトの刃に触れるのは危険です。食洗機対応は嬉しい機能ですね。
計量カップは、計量するだけでなく、このカップで水分の多い食材を撹拌するのにも使います。深めなカップなので、食材が周りに飛び散りにくいです。これも食洗機に入れられるのは便利です。
新型マルチクイック7と旧型マルチクイック7の違いは
このように新型マルチクイック7と旧型マルチクイック7は、主な違いが5点ありますが、ざっくり言うと、
新型マルチクイック7は、食材が回転刃の周りに詰まりにくく使いやすいほうです。食洗機に入れられます。
旧型マルチクイック7は、つぶす、攪拌する力は十分にあります。
価格
性能の良い新型マルチクイック7の方がやや価格が低めです。
新型マルチクイック7の方が、性能、価格両面から見ておすすめです。
新型マルチクイック7と旧型マルチクイック7の同じ特徴
- パワーは新型、旧型ともに同じ400Wで、下位機種マルチクイック5の350Wよりパワーがやや大きいです。
どちらがお勧めか
新型マルチクイック7がお勧め
※この記事で比較した2つの製品ができること
この記事で比較した2つの製品ができることは、潰すこと、攪拌することだけです。
泡だてる、刻む、こねるなどをするためには、別に、泡立て器、チョッパー、フードプロセッサなどが必要です。
まとめ
性能、価格両面から新型マルチクイック7がおすすめです。