MRO-S8CとMRO-S8Aの2つの違い(日立 オーブンレンジスチーム ヘルシーシェフ 31L )

この記事では、日立スチームオーブンレンジ ヘルシーシェフのうち、人気の製品MRO-S8CとMRO-S8Aを比較検討します。どちらも31L、1段ですが庫内幅が40cmほどあるワイドタイプです。過熱水蒸気とレンジ、グリル、オーブンを組み合わせて調理するのが特長です。

各メーカーのスチームオーブンレンジでは、揚げ物を油を使わないで作るというなどという機種が増えていて、温めるだけのレンジとはかなり変わっています。

MRO-S8Cは2024年7月の発売、MRO-S8Aは2年早く2022年7月の発売で,日立では比較的上位の機種です。

この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?

まず、両製品の特長を簡単に紹介します。

MRO-S8Cの特長

  • スチームオーブンレンジ、フラット庫内、31L。段数:1段 カラーは黒、白。
  • セラミックプレートと加熱水蒸気で調理するのが特徴。レンジ、オーブン、過熱水蒸気、グリルを組み合わせて調理。
  • センサー3つ:重量センサー+蒸気・温度センサー
  • 電子レンジ:最高出力1,000W。1,000Wは一部の自動メニューのみ。手動は、1,000〜100W。
  • オーブン:上下平面ヒーター、最高温度250℃。1段。 
  • グリル:上下平面ヒーターグリル。両面焼きではないので、トーストは裏返えさねばならない。
  • オートメニュー数113:メインから副菜までおまかせメニュー「おまかせで簡単オート調理」やボウルひとつでできる「ボウルメニュー」には「野菜シャキシャキメニュー」や「カレー・シチューメニュー」「パスタメニュー」があり、使いこなせれば便利かもしれない。
  • 分量が同じごはんとおかずなど2品のあたためを同時にできる。
  • ボタンで操作。
  • 扉は縦開き。
  • セラミックプレートを外して丸洗いできる。(割れることもあるので注意)

MRO-S8Aの特長

  • スチームオーブンレンジ、フラット庫内、31L。1段。 色:黒、白。
  • セラミックプレートと加熱水蒸気で調理するのが特徴。レンジ、オーブン、過熱水蒸気、グリルを組み合わせて調理。
  • センサー3つ:重量センサー+蒸気・温度センサー
  • 電子レンジ:最高出力1,000W。1,000Wは一部の自動メニューのみ。手動は、800〜100W。
  • オーブン:上下平面ヒーター、最高温度250℃。1段。 
  • グリル:上下平面ヒーターグリル。両面焼きではないので、トーストは裏返えさねばならない。
  • オートメニュー数95:耐熱ガラスボウルを使ったメニュー「カボチャ煮物」や「肉じゃが」などの煮物、油を使わない揚げ物もある。
  • ごはんとおかずなど2品のあたためを同時にできる。
  • ボタンで操作。
  • 扉は縦開き。
  • セラミックプレートを外して丸洗いできる。(割れることもあるので注意)
案内鳥サンカノゴイ

MRO-S8CとMRO-S8Aは同じ大きさで、容量31Lの大容量スチームオーブンレンジです。
加熱方法は同じで、セラミックプレートとレンジ、オーブン、過熱水蒸気、グリルを組み合わせて調理します。
オートメニューはどちらも多いですが、MRO-S8Cの方がやや多く、わかりやすい名前で表示しています。

日立最上位機種のW10B、W1Cと比べると、S8CとS8Aは、
オーブンの温度が低い、センサーの性能がやや落ちる、携帯と連携ができない、オートメニューは少なめ、などの違いがあります。
しかし、携帯との連携は不要で、温め機能もそれなりにあればいいと思う場合には、これら2つの機種でも良いかもしれません。

センサーの種類・・・オートメニューで主に働く
  • 重量センサー:電子レンジ庫内の底面にある「重量センサー」が、食品(容器を含む)の重さを測って、加熱時間を算出。レンジ機能のうち、オートでの加熱時に使う。使用する容器は食品の分量と同じくらいの重さで、食品を入れたときに容器の7~8分目になる大きさの容器を使うとうまく温まる。
  • 赤外線センサー:食品から出る赤外線を測定して、食品の表面温度を測る。食品を加熱すると食品から放射する赤外線の量が変化するため、その変化量を測って加熱を調整。オートメニューでの加熱時に使われる。
  • 温度センサー:オーブンでの加熱時に、電子レンジ庫内の温度を測るときに使用。電子レンジ庫内の温度管理を制御して、設定した温度が保たれるようにする。
  • 蒸気センサー:蒸気の発生を検知し、温度センサーとともに温度管理に役立てる。
目次

MRO-S8CとMRO-S8Aは何が違うのでしょう

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2つの製品は何が違うの?

さっそく結論ですが、MRO-S8CとMRO-S8Aの機能面の主な違いは、次の2点です。

両製品の違い
  • レンジ手動加熱時のW数
  • オートメニュー数 

当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。

MRO-S8CとMRO-S8Aの比較

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違いを詳しく解説するよ!

両製品の違いを一覧表にまとめました。

スクロールできます
機種MRO-S8CMRO-S8A
外観
Amazonで見る

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外形寸法43奥行き x 48.7幅 x 36.5高さ cm
庫内:幅40.1×奥行32.2×高さ21.8(mm) 30L 
48.7幅x43奥行きx 36.5高さ cm
庫内:幅40.1×奥行32.2×高さ21.8(mm) 30L
加熱の際のセンサー重量センサー+蒸気、温度センサー重量センサー+蒸気、温度センサー
電子レンジ最大1000W(自動も手動も最大3分間) 最大1000W(自動で最大3分間)手動は最大800W
スチーム温度:60~100℃ 熱風式温度:60~100℃ 熱風式
オーブン最高温度250℃(5分間)  
加熱:上下ヒーター 
最高温度 250℃(5分間) 
加熱:上下ヒーター 
グリル上平面グリル上平面グリル
操作部ボタンボタン
扉の開閉の向き縦開き縦開き
保証期間1年間1年間
参考価格43,000円前後36,000円前後
製品の比較 価格は2024年11月18日21時02分時点 Amazon調べ
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違いを解説するよ!

レンジ手動加熱時のW数

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MRO-S8Cは、電子レンジの自動加熱時と手動加熱時ともに1,000Wで加熱できます。
MRO-S8A は、一部の自動温め時のみ1,000Wで加熱、手動は800W以下の出力です。
レンジで出力800Wあれば、加熱スピードはさほど遅くないと思われます。

オートメニュー数

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MRO-S8Cのオートメニュー数は、113種類とあります。
MRO-S8Aは、レシピ集を見ると95種類はありそうです。クックパッド殿堂入りレシピもオートで作れますが、キーマカレーなど5種類です。

オートメニューが多い方が良い場合は、
メニュー数が多く、携帯からオートメニューを探せる、より上位の機種をお勧めします。

価格

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MRO-S8CとMRO-S8Aの価格差は、7,000円前後です。

両製品の機能面での違いは、さほど多くないように思えます。レンジの手動加熱時の強さと、オートメニューの数です。

どちらがおすすめか?

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あなたにおすすめの機種は…

MRO-S8Cがおすすめの方は

  • レンジ自動温めの時、少しでも早い方が良い
  • オートメニューが多い方が良い と思う方にお勧めです。

MRO-S8Aがおすすめ

  • 調理する機能がほぼ同じなら安価なほうが良い と思う方にお勧めです。

まとめ

日立のMRO-S8CとMRO-S8Aのスチームオーブンレンジを比較検討しました。 

オートメニューと電子レンジの出力にこだわりがなければ、MRO-S8Aがお勧めです。

参考

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