パナソニックのオーブンレンジは、毎年いろいろな製品が発売されています。どんな違いがあるのでしょう。
この記事では、パナソニックビストロ スチームオーブンレンジのうち、 NE-BS6CとNE-BS6Aの2つの製品を比較検討します。NE-BS6Cは2024年9月の発売、NE-BS6Aはそれより前の2022年11月の発売で、6Cは6Aの後継機種です。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
NE-BS6Cの特長
- スチームオーブンレンジ、フラット庫内、25L。カラーは黒だけ。
- 赤外線センサーで好みの温度に温める。
- 電子レンジ:スピード温め機能があり、早い。
- 解凍は、電子レンジとスチームを併用。
- オーブンは、80℃~250℃(250℃は5分間、その後は自動で210℃に切り替わる)。
- グリルは、ヒートグリル皿を使えば両面焼ける。肉や魚の両面焼き、トーストも。(上面はヒーター加熱、下面はレンジ加熱で、ヒートグリル皿のフェライトがマイクロ波を吸収して熱くなる。)ヒートグリル皿の評価はやや良い。
- スチーム加熱:野菜、肉、魚などを蒸せる。蒸しプリンやゆで卵もできる。
- 自動メニュー:「ワンボウルメニュー」耐熱ガラスボウルに下ごしらえした材料を入れて、メニュー番号を選び、加熱する。パスタや煮物など。レンジ、ヒーター、スチーム加熱を組み合わせて加熱する。
- カラータッチパネルで操作。
- 扉は縦開き。ソフトダンパー機能付き。
- チャイルドロック付き。
NE-BS6Aの特長
- スチームオーブンレンジ、フラット庫内、25L。カラーは黒、白。
- 赤外線センサーで好みの温度に温める。
- オーブンは80℃~250℃(250度は5分間、その後は自動で210℃に切り替わる)。
- ヒートグリル皿で両面焼ける。
- スチーム加熱:野菜、肉、魚などを蒸す。温泉卵も。
- 自動メニュー:「10分メニュー」下ごしらえした材料を耐熱ガラスボウルに入れ、メニュー番号を選び、加熱することで簡単にできる。「中華10分」「こんがり10分」「蒸し物10分」「蒸し焼き15分」「煮物10分」など。ワンボウルメニューとほぼ同じだが、パスタメニューはない。
- カラータッチパネルで操作。
- 扉は縦開き。ソフトダンパー機能付き。
- チャイルドロック付き。
NE-BS6CとNE-BS6Aはどちらも同じ大きさで、
容量25Lのコンパクトなスチームオーブンレンジです。
機能面でもほとんど同じで、両面が焼けるヒートグリル皿も両機種で使えます。
自動メニューの10分メニューやワンボウルメニューは、赤外線センサーと電子レンジ、グリル、スチームを組み合わせて加熱調理します。
カラータッチパネルで、操作がしやすいです。
チャイルドロックと、ソフトダンパー機能もついています。
NE-BS6CとNE-BS6Aは何が違うのでしょう
2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、NE-BS6CとNE-BS6Aの主な違いは、次の1点です。
- 電子レンジのスピード温め機能
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
NE-BS6CとNE-BS6Aの比較
違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | NE-BS6C | NE-BS6A |
---|---|---|
外観 | Amazonで見る | Amazonで見る |
外形寸法 | 幅50 x奥行40 x高さ34.7 cm 庫内:幅31.9×奥行35×高さ22.3cm 25L | 50幅 x 40奥行 x 高さ34.7 cm 庫内:幅31.9×奥行35×高さ22.3cm 25L |
加熱の際のセンサー | 赤外線センサー | 赤外線センサー |
電子レンジ | 自動出力1000W 手動出力800〜150W -10〜90℃ | 自動出力1000W 手動出力800〜150W -10〜90℃ |
スチーム | ヒーター出力:1000W(350W +650W) 温度:60~100℃ | ヒーター出力:1000W(350W +650W) 温度:60~100℃ |
オーブン | 温度80~250℃ 発酵35・40℃ 加熱:上下ヒーター ヒーター出力:1330W | 温度80~250℃ 発酵35・40℃ 加熱:上下ヒーター ヒーター出力:1330W |
グリル | 上:ヒーター 下:電子レンジ ヒーター出力:1330W | 上:ヒーター 下:電子レンジ ヒーター出力:1330W |
操作 | タッチパネル | タッチパネル |
扉の開閉の向き | 縦開き | 縦開き |
保証期間 | 1年間 | 1年間 |
参考価格 | 83,000円前後 | 74,000円前後 |
違いを解説するよ!
スピード温め機能
NE-BS6Cには、スピード温め機能がついています。
手動あたため(500W/600W)をスタートしてからスピードボタンを押すと、高出力(最大出力1000W)に切り換え、NE-BS6Aと比べると、あたため時間を最大約38%短縮します。
価格
NE-BS6CとNE-BS6Aの価格差は10,000円前後です。
NE-BS6CとNE-BS6Aの機能面での違いは、スピード温め機能の違いです。
どちらがおすすめか?
あなたにおすすめの機種は…
NE-BS6Cがおすすめの方は
- 電子レンジの温めは、できるだけ早い方が良い と思う方にお勧めです。
NE-BS6Aがおすすめ
- 機能がほぼ同じなら安価なほうが良い と思う方にお勧めです。
まとめ
パナソニックのNE-BS6CとNE-BS6Aのよく似た機能を持つスチームオーブンレンジを比較検討しました。
スピード温め機能にこだわらないなら、NE-BS6Aがお勧めです。