パナソニックのオーブンレンジは、毎年いろいろな製品が発売されています。どんな違いがあるの?また便利な機能がたくさん付いているけど、使いこなせるかしら?と思う方があるかもしれません。
この記事では、パナソニックオーブンレンジのうち、スタンダードモデルのNE-MS4AとNE-MS4Cの2つの製品を比較検討します。どちらも庫内が広めの26L、フラットテーブルです。
NE-MS4Aは2022年7月の発売で、生産終了品ですが、まだ販売されています。NE-MS4Cは、2024年9月発売、最新の後継機なので、やや高価です。(この2機種の間に、NE-MS4Bが発売されています)
両製品の機能が似ているなら、やや古い機種(新品)でも選択肢に入るかもしれません。(この場合、販売元、出荷元の評価を確認した方が良いです)
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
NE-MS4Aの特長
- オーブンレンジ、フラット庫内、26L、2~3人用。カラーは黒のみ。
- 表示部はホワイトバックライト。でも、温めやグリルのボタンが見にくいとのレビューあり。
- 庫内幅:31.9cm。
- 温め具合の調節:スイングサーチ赤外線センサーを搭載。
- 温め温度は、ダイヤルで5段階に調節できる。
- ムラの少ない解凍:マイクロ波をらせん状に出す。
- オーブンは100℃~250℃で、普通のオーブン料理には十分の温度。
- 自動メニュー:57種類。野菜4分メニューやパスタ、煮物、中華などの10分メニューがある。付属のレシピを見て作る。
- グリルは上面ヒーターだけなので、 トーストは途中でひっくり返さねばならない。
- ブザー音を一部消せる。
- 扉は縦開き。
- チャイルドロックあり。
NE-MS4Cの特長
- オーブンレンジ、フラット庫内、26L、2~3人用。カラーは黒と白。
- 庫内幅37cmで広く、お皿の出し入れが楽。
- 赤外線センサーで、温め具合を調節。
- 温めぐあいの調節:ダイヤルで5段階に調節できる。
- スピード温め機能:温め中にスピードボタンを押すと、温め時間が短縮できる。
- オーブンは100℃~250℃で、普通のオーブン料理には十分の温度。
- 自動メニュー:51種類。野菜4分メニューやパスタ、煮物、中華などの10分メニューがある。付属のレシピを見て作る。
- グリルは上面ヒーターだけなので、トーストは途中でひっくり返さねばならない。
- ブザー音が変えられる。
- 扉は横開き。
- チャイルドロックあり。
NE-MS4AとNE-MS4Cは、どちらも
26Lの大きめ2〜3人用オーブンレンジです。
赤外線センサーと温め温度調節で、仕上がり温度が調節できます。
自動メニューが多いので、使いこなせれば便利かもしれません。
トーストを両面焼くには、途中でひっくり返すことが必要です。(両面焼きの魚焼きグリルをお持ちなら、トーストが短時間でパリッと焼けて、魚焼きグリルの方がお勧めです)
扉が縦空きで便利だし、チャイルドロック機能がついているのでお子さんのある家庭では安心です。
NE-MS4AとNE-MS4Cは何が違うのでしょう
2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、NE-MS4AとNE-MS4Cの主な違いは、次の3点です。
- 庫内の幅
- 赤外線センサー
- スピード温め機能
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
NE-MS4AとNE-MS4Cの比較
違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | NE-MS4A | NE-MS4C |
---|---|---|
外観 | Amazonで見る | Amazonで見る |
外形寸法 | 40奥行き x 50幅 x 34.7高さ cm 庫内有形寸法:幅31.9cm 26L | 39奥行き x 47幅 x 35高さ cm 庫内有形寸法:幅37cm(取説による) 26L |
加熱の際のセンサー | スイングサーチ赤外線センサー | 赤外線センサー |
レンジ | 自動出力1000W 手動出力800〜150W 解凍:全解凍、半解凍 | 自動出力1000W 手動出力1,000〜150W 解凍:全解凍、半解凍 |
オーブン | 温度150~250℃ 発酵30~45℃ 加熱:上下ヒーター ヒーター:(上)菅ヒーター2本 (下)シーズヒーター | 温度100~250℃ 発酵35~40℃ 加熱:上下ヒーター ヒーター:(上)菅ヒーター2本 (下)シーズヒーター |
グリル | 上ヒーターのみ(管ヒーター2本) トーストは裏返し必要 | 上ヒーターのみ(管ヒーター2本) トーストは裏返し必要 |
操作 | ダイヤル1つとボタン | ダイヤル1つとボタン |
扉の開閉の向き | 縦開き | 縦開き |
保証期間 | 1年間 | 1年間 |
参考価格 | 40,000円前後 | 45,000円前後 |
違いを解説するよ!
庫内の幅
NE-MS4AとNE-MS4Cは、外形はほぼ同じ大きさですが、NE-MS4Cの操作部は下にあるため、庫内の幅が広いです。
赤外線センサー
NE-MS4AとNE-MS4Cのセンサーは、どちらも赤外線センサーですが、NE-MS4Aの方は、赤外線センサーが動いて、食品の表面温度をより正確に測定します。
NE-MS4Aの方が、食品の焼きムラを防ぎ、均一に調理することができます。
スピード温め機能
NE-MS4Cには、スピード温め機能があり、レンジで温め中にスピードボタンを押すと、加熱時間が38%早くなります。
価格
NE-MS4AとNE-MS4Cの価格差は5,000円前後です。
どちらがおすすめか?
あなたにおすすめの機種は…
NE-MS4Aがおすすめの方は
- 安価な方が良いと思う方
- センサーが高性能の方が良いと思う方 にお勧めです。
NE-MS4Cがおすすめの方は
- 白い外観の方が操作ボタンが見やすいと思う方
- 早く温められる方が良いと思う方
- 庫内の幅が広い方が良いと思う方に お勧めです。
まとめ
パナソニックのスタンダードタイプのオーブンレンジ2機種を比較検討しました。
この2機種の機能の違いは大きくありませんが、どの点を重視するかで選ぶことになりそうです。