パナソニックのオーブンレンジは、毎年いろいろな製品が発売されています。どんな違いがあるの?また便利な機能がたくさん付いているけど、使いこなせるかしら?と思う方があるかもしれません。
この記事では、パナソニック・スチームオーブンレンジのうち、NE-UBS10AとNE-BS9Aの2つの製品を比較検討します。 NE-UBS10Aはビストロの最上位機種、NE-BS9Aも上位機種です。
NE-UBS10Aは2022年6月の発売、NE-BS9Aも2022年6月発売で、同年です。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
NE-UBS10Aの特長
- スチームオーブンレンジ、フラット庫内、30L、2段。3人以上用。カラーは黒、白。
- ヒートグリル皿と高精細・64眼スピードセンサー搭載の高性能モデル。
- 「64眼スピードセンサー」(赤外線センサー):庫内64カ所の温度を測定し、「冷凍のごはん」と「冷蔵のおかず」といった温度の異なる2品を、同時にあたためる。(汁物、冷凍カレー、肉団子などタレのかかったものはできない)
- オーブンは、70℃~300℃(300℃は5分間、その後は自動で230℃に切り替わる)。やや高い温度が出る。
- グリルは、ヒートグリル皿を使えば両面焼ける。肉や魚の両面焼き、トーストも。(上面はヒーター加熱、下面はレンジ加熱で、ヒートグリル皿のフェライトがマイクロ波を吸収して熱くなる。)ヒートグリル皿の評価はやや良い。
- スチーム加熱:野菜、肉、魚などを蒸せる。温泉卵、ふかし芋も。
- 自動メニュー:「あたため」中華まんの時は、レンジとスチームを組み合わせて温める。天ぷらの時は、レンジとヒータを組み合わせて、カリッと仕上げる。
- 「ワンボウルメニュー」:耐熱ガラスボウルに下ごしらえした材料を入れて、メニュー番号を選び、加熱する。
- スマホ連携:アプリでメニューを探せる、よく使うメニューや手動メニューを32件登録できる、新しいメニューも追加できる。(無線LANが必要)
- 「オートクリーン加工」:調理しながら油汚れを分解するので、手入れも簡単。
- タッチパネルで操作。
- 扉は縦開き。ソフトダンパー機能つき。
- チャイルドロックあり。
NE-BS9Aの特長
- スチームオーブンレンジ、フラット庫内、30L、2段。3人以上用。カラーは黒、白。
- ヒートグリル皿と高精細・64眼スピードセンサー搭載の高性能モデル。
- オーブンは70℃~300℃(300度は5分間、その後は自動で230℃に切り替わる)。
- ヒートグリル皿で両面焼ける。
- スチーム加熱:野菜、肉、魚などを蒸す。温泉卵、ふかし芋も。
- 自動メニュー:「あたため」中華まんの時は、レンジとスチームを組み合わせて温める。天ぷらの時は、レンジとヒーターを組み合わせて、カリッと仕上げる。
- 「ワンボウルメニュー」:耐熱ガラスボウルに下ごしらえした材料を入れて、メニュー番号を選び、加熱。
- 「オートクリーン加工」。
- ダイヤルで操作。
- 扉は縦開き。
- チャイルドロックあり。
NE-UBS10AとNE-BS9Aはどちらも
30Lの大きめスチームオーブンレンジです。
ヒートグリル皿と高精細なセンサーを搭載した高性能モデルです。
オーブン2段、両面が焼けるグリル、高温の過熱水蒸気が出るスチームを組み合わせて調理できることが特徴です。
また、自動メニューやワンボウルメニューが多く用意されているので、使いこなせれば便利かもしれません。
2段オーブンは、熱風を庫内全体にしっかり循環させるとありますが、焼きムラを避けたいなら下段は避けた方が無難です。
NE-UBS10AとNE-BS9Aは何が違うのでしょう
2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、NE-UBS10AとNE-BS9Aの主な違いは、次の3点です。
- スマホ連携
- タッチパネル操作
- ソフトダンパー機能
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
NE-UBS10AとNE-BS9Aの比較
違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | NE-UBS10A | NE-BS9A |
---|---|---|
外観 | Amazonで見る | Amazonで見る |
外形寸法 | 幅49.4×奥行43.5×高さ37cm 庫内:幅39.4×奥行30.9 ×高さ23.5cm 30L | 幅49.4×奥行43.5x高さ45cm 庫内:幅39.4×奥行30.9×高さ23.5cm 30L |
加熱の際のセンサー | 「64眼スピードセンサー」(赤外線センサー):庫内64カ所の温度を測定 | 「64眼スピードセンサー」(赤外線センサー):庫内64カ所の温度を測定 |
電子レンジ | 自動出力1000W 手動出力800〜150W -10〜90℃ 解凍:全解凍、半解凍 | 自動出力1000W 手動出力1,000〜150W -10〜90℃ 解凍:全解凍、半解凍 |
スチーム | ヒーター出力:1000W(350W +650W) 温度:60~100℃ | ヒーター出力:1000W(350W +650W) 温度:60~100℃ |
オーブン | 温度150~250℃ 発酵35・40℃ 加熱:上下ヒーター (上)菅ヒーター2本 (下)シーズヒーター ヒーター出力:1380W | 温度100~250℃ 発酵35・40℃ 加熱:上下ヒーター (上)菅ヒーター2本 (下)シーズヒーター ヒーター出力:1380W |
グリル | ヒーター出力:1330W 「凍ったままグリル」機能は、市販品は使えない | ヒーター出力:1330W 「凍ったままグリル」機能は、市販品は使えない |
操作 | タッチパネル | ダイヤル1つとボタン |
扉の開閉の向き | 縦開き | 縦開き |
保証期間 | 1年間+2年間=3年間 | 1年間 |
参考価格 | 120,000円前後 | 91,000円前後 |
違いを解説するよ!
スマホ連携
NE-UBS10Aは、
アプリを使って、数多くのメニューから作りたいものを探せる。よく使うメニューや手動メニューを32件登録できる、新しいメニューも追加できるそうです。
タッチパネル操作
NE-UBS10Aの操作は、本体右のタッチパネルで操作できます。
NE-BS9Aは、ダイヤルを回して押す、の操作です。
タッチパネルか、ダイヤルか、好みによって分かれそうです。
ドアのソフトダンパー機能
NE-UBS10Aには、ドアのソフトダンパー機能があります。
NE-BS9Aにはこの機能がないので、ドアがバタンと閉まります。
この機能がぜひ欲しいと思う方もあるでしょう。
価格
NE-UBS10AとNE-BS9A
の価格差は30,000円前後です。
主な違いは、スマホ連携と、タッチパネル操作、扉のソフトダンパーの違いです。
どちらがおすすめか?
あなたにおすすめの機種は…
NE-UBS10Aがおすすめの方は
- パナソニックの最高機種が良いと思う方
- タッチパネルが操作しやすいと思う方
- ソフトダンパーは必須と思う方 にお勧めです。
NE-BS9Aがおすすめ
- 機能がほぼ同じなら、安価なほうが良いと思う方 にお勧めです。
まとめ
パナソニックの最上位機種とその下の機種のスチームオーブンレンジを比較検討しました。