PS-A4M-WとGSHA28M-BZの２つの違い（シュレッダー）

日々の文書処理の際、個人情報保護には気を使います。ハサミで住所や名前を切り取るのは面倒ですね。

この記事では、マイクロクロスカットの中でもやや低価格の７，０００〜８，０００円前後の製品２つ、アイリスオーヤマP S-A４MーWとアコ・ブランズ・ジャパン（GBC ）GSHA28M-BZの比較をして、どちらがお勧めか検討します。

マイクロクロスカットとは？・・・「面積30mm以下かつ幅2mm以下」に近い細断サイズを、メーカーがマイクロクロスカットとよんでいます。個人情報保護に適した機密性の高い細断サイズです。

何が違うのでしょう？

アイリスオーヤマPS-A４MーWとGBC（アコ・ブランズ・ジャパン）GSHA28M-BZの主要な違いは、次の２点です。

当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか、比較検討します。

アイリスオーヤマPS-A４MーWとGBC（アコ・ブランズ・ジャパン）GSHA28M-BZの比較

アイリスオーヤマPS-A４MーWとGBC（アコ・ブランズ・ジャパン）GSHA28M-BZの違いを一覧表にまとめました。

アイリスオーヤマPS-A４MーWとGBC（アコ・ブランズ・ジャパン）GSHA28M-BZの比較表

製品名	アイリスオーヤマP S-A４MーW	GBC 　GSHA28M-BZ
外観
全体のサイズ	高さ３５cm×幅３２cm× 奥行１６,９cm	高さ３２cm×幅３２,５cm×奥行１７cm
重さ	３,６kg	４,１２kg
ダストボックス容量 ゴミ量確認の窓	８,９L　120枚分　ゴミ量確認窓つき	１０L　120枚分　ゴミ量確認窓つき
最大細断枚数	A４コピー用紙4枚	A４コピー用紙5枚
細断サイズ	マイクロクロスカット １１mm×２mm	マイクロクロスカット １２mm×2mm
紙以外に細断できるもの	不明	ステープラー針１０、１１号　プラスチックカード
連続使用できる時間	３分	3分
細断速度	２,５m/分	１,５m/分
安全装置	モーターが過熱しすぎると自動停止 （停止後の待ち時間は不明） ダストボックススイッチ	モーターが過熱しすぎるとランプがついて自動停止 （停止後は１時間待って細断再開） ダストボックススイッチ
参考価格	７，０００円前後 Amazon	７，０００円前後 Amazon

全体のサイズ、重さ

全体のサイズは、アイリスオーヤマ、GBCともに同じくらいの大きさで、コンパクトな床置きタイプです。重さは、ややGBCの方が重いです。

ダストボックス容量とゴミ量確認窓

製品名	アイリスオーヤマ	GBC
ダストボックス容量とゴミ量の確認窓	８,9L ゴミ量確認窓あり	10L ゴミ量確認窓あり

どちらも１０L前後の容量があり家庭用としては大きめです。A４コピー用紙なら120枚収容できる容量があります。ゴミ量を確認できる窓もあります。

ただし、シュレッダーメーカーは、ダストボックスの3分の２ほど溜まったら捨てるよう推奨しています。いっぱいになるとクズが細断刃にからまって紙詰まりの原因になるそうです。

最大裁断枚数と裁断サイズ　

最大細断枚数とは、一度に細断できる最大の枚数です。これとは別に定格細断枚数があり、最大細断枚数より1枚ほど少なめになっています。

製品名	アイリスオーヤマ	GBC
最大細断枚数	A４コピー用紙４枚（定格細断枚数は不明）	A４コピー用紙5枚（定格細断枚数4枚）
細断サイズ	11mm×２mm	12mm×２mm

両製品とも、最大細断枚数はほぼ同じです。シュレッダーメーカーは、最大細断枚数より少なめの枚数で細断することをすすめています。

細断サイズは、両製品ともマイクロクロスカットで、機密性の高い２mm幅です。

紙以外に裁断できるもの

製品名	アイリスオーヤマ	GBC
紙以外に裁断できるもの	不明	ステープラー針１０、１１号　プラスチックカードも細断できる

GBCのこの製品は、ステープラー針１０、１１号とプラスチックカードも細断できます。しかし、アイリスオーヤマのこの製品には、ステープラー針など細断できるという説明はありませんでした。アイリスオーヤマの、より安価な製品にはステープラー針も細断できるという説明があったのですが。

連続使用時間と細断速度

連続使用時間とは、細断作業を何分間続けてできるか？ということです。

細断速度とは、１分間にA４サイズコピー用紙の紙を何メートル細断できるか？ということです。

製品名	アイリスオーヤマ	GBC
連続して使用できる時間	３分間	３分間
細断速度	２,５m/分	１,５m/分

連続して使用できる時間は、両製品とも３分間です。アイリスオーヤマは、３分間で７,５m、GBCは３分間で４,５m細断できます。つまり、３分間で３mの差です。たくさん細断する人は、アイリスオーヤマのほうが早くできますね。

安全装置

製品名	アイリスオーヤマ	GBC
安全装置	オーバーヒートすると自動で停止します。 自動停止後、再開までの待ち時間は不明です。 ダストボックススイッチ:扉を開けると、自動で電源が切れます。 温度ヒューズ:モーターが異常に過熱した際、設定温度に達すると溶断して電源を遮断します。	オーバーヒートするとランプがついて自動停止します。 自動停止後は１時間待つと再開できます。 ダストボックススイッチ

両製品とも、オバーヒートした時には自動で停止します。GBCは、自動停止したらシュレッダーが冷えて細断を再開できるまで１時間かかります。アイリスオーヤマのこの機種では、自動停止後再開までの待ち時間は不明です。アイリスオーヤマの他の低価格機種では待ち時間は１時間ですから、この機種も１時間ほどかかるかもしれません。

アイリスオーヤマ、GBCともに、ダストボックスを開けると電源が切れるので、ゴミ捨て中に誤作動が起こる心配が少ないです。

GBCにはオーバーヒートを知らせるランプがありますが、アイリスオーヤマにはこの機能がありません

価格　

製品名	アイリスオーヤマ	GBC
参考価格	７，０００円前後 Amazon	７，０００円前後 Amazon

両製品の価格差は、さほど大きくありません。時事刻々と価格が変わるので、ぜひチェックしてください。

違いを簡単に言えば

製品名	アイリスオーヤマP S-A４MーW	GBC 　GSHA28M-BZ
外観
全体のサイズ	高さ３５cm×幅３２cm× 奥行１６,９cm	高さ３２cm×幅３２,５cm×奥行１７cm
重さ	３,６kg	４,１２kg
ダストボックス容量 ゴミ量確認の窓	８,９L　120枚分　ゴミ量確認窓つき	１０L　120枚分　ゴミ量確認窓つき
最大細断枚数	A４コピー用紙4枚	A４コピー用紙5枚
細断サイズ	マイクロクロスカット １１mm×２mm	マイクロクロスカット １２mm×2mm
紙以外に細断できるもの	不明	ステープラー針１０、１１号　プラスチックカード
連続使用できる時間	３分	3分
細断速度	２,５m/分	１,５m/分
安全装置	モーターが過熱しすぎると自動停止 （停止後の待ち時間は不明） ダストボックススイッチ	モーターが過熱しすぎるとランプがついて自動停止 （停止後は１時間待って細断再開） ダストボックススイッチ
参考価格	７，０００円前後 Amazon	７，０００円前後 Amazon

どちらがおすすめか？

アイリスオーヤマPS-A４MーWがおすすめの方

少しでも細断スピードが早いほうがいい方

におすすめです。

GBC（アコ・ブランズ・ジャパン）GSHA28M-BZ　おすすめの方

オーバーヒートをランプで知らせてくれるほうが良い方

細断速度が少しでも早いほうが良い方

におすすめです。

まとめ

機能面でも価格でも、違いが少ない製品です。価格をチェックして好みの製品を選んでください。

参考

• アコ・ブランズ・ジャパン公式ページ
• アイリスオーヤマ公式ページ