体重・体組成計では、タニタとオムロンの2社が高い人気を持っています。
その2社の体組成計の中で、部位別の骨格筋率や脂肪の状態を計測できる機種が、タニタRD-803LとオムロンKRD-703Tです。
この2機種の外見は似ていますが、価格は倍ほどの開きがあります。
両製品の特徴は、ざっくり言えば以下のようです。
タニタのRD-803Lは、タニタの最上位の体組成計で、筋肉の質も測定するアスリート向けの機種
- 26項目の測定が可能。
- 全身だけでなく部位ごとで脂肪率、筋肉量、筋質点数を表示。
- 運動時目標脈拍数を表示。
- 筋肉特性がどんなタイプのアスリートに近いか判定(MBA判定)。
オムロンのKRD-703Tは、体の部位を意識したトレーニングやダイエット向きの機種
- 10項目の測定が可能。
- 両足や体幹など部位別の骨格筋率と皮下脂肪率も計測。
この2つの製品の各機能を比較し、どちらがお勧めか、検討します。
何が違うのでしょう?
タニタのRD-803LとオムロンのKRD-703Tは、何が違うの?
さっそく結論ですが、RD-803LとKRD-703Tの主な違いは、次の2点です。
- 計測できる単位
- 計測できる項目
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか、比較検討します。
タニタRD-803LとオムロンKRD-703Tの比較
違いを詳しく解説するよ!
RD-803LとKRD-703Tの製品特徴と違いを一覧表にまとめました。
RD-803LとKRD-703Tの比較表
製品名 | タニタ RD-803L | オムロン KRD-703T |
---|---|---|
外観 | Amazonで購入 | Amazonで購入 |
全体のサイズと重さ | 外形寸法:幅 32× 奥行 34.8×高さ 5.7cm 本体重量:2.8kg | 外形寸法:幅30×奥行32.5×高さ5.1cm 本体重量:2.2kg |
計測できる単位 | 50g単位 200kgまで計測できる | 100g単位 |
計測できる項目 | 26項目 体重・体脂肪率 ・BMI ・筋肉量(部位筋肉量) ・ 筋質点数(全身・四肢)・内臓脂肪レベル・ 推定骨量・基礎代謝・体内年齢 ・体水分率・ MBA判定 ・脈拍数・前回値比較 ・登録 体脂肪率、筋肉量は6歳から計測できる | 10項目 体重、BMI、体脂肪率、基礎代謝、骨格筋率、 内臓脂肪レベル、体年齢、皮下脂肪率、 部位別の骨格筋率と皮下脂肪率も計測 |
登録人数 | 4人+ゲスト | 4人 |
簡単に計測できる機能 | バックライト付き | 乗るだけで電源ONする「ステップオン」機能 自動的にユーザーを認識する「自動認識」機能 |
アプリ連携 | Bluetooth通信で測定データをスマートフォンの ヘルスプラネットアプリへ自動転送、 記録され、データとグラフが表示される | Bluetooth通信で測定データを スマートフォンの オムロンコネクトアプリへ自動転送、 記録され、データとグラフが表示される |
参考価格 | 50,000円前後 | 18,000円前後 |
2つの違いを順番に詳しく解説していくよ!
計測できる単位
製品名 | タニタ | RD-803Lオムロン KRD-703T |
計測できる単位 | 50g単位 200kgまで計測できる | 100g単位 |
タニタRD-803Lは、50g単位で計測でき、200kgまで計測できます。細かく体重管理できます。
オムロンKRD-703Tは、100g単位です。
タニタRD-803Lは、50g単位で測れるので、体重を細かく管理したいダイエットにも向く機種です。
計測できる項目
製品名 | タニタ | RD-803Lオムロン | KRD-703T
計測できる項目 | 26項目 体重・体脂肪率 ・BMI ・筋肉量(部位筋肉量) ・ 筋質点数(全身・四肢)・内臓脂肪レベル・ 推定骨量・基礎代謝・体内年齢 ・体水分量・ MBA判定 ・前回値比較 ・登録 体脂肪率、筋肉量は6歳から計測できる | 10項目 体重、BMI、体脂肪率、基礎代謝、 骨格筋率、内臓脂肪レベル、体年齢 皮下脂肪率 部位別の骨格筋率と皮下脂肪率も計測 |
タニタ
RD-803Lは、筋肉の量と質で総合評価するアスリート向けの機種です。- 26項目の測定が可能です。
- 全身だけでなく部位ごとで脂肪率、筋肉量、筋質点数を表示します。筋質を測定、表示する機種は少ないです。
- 1分間の脈拍を測定し、運動時目標脈拍数を表示します。
- 筋肉特性がどんなタイプのアスリートに近いか判定(MBA判定)します。
- 6歳から計測・表示できるので、小さいお子さんの体重管理もできます。
- 脈拍測定に1分かかるので、さっと測れる機種ではありません。
KRD-703Tは、体の部位を意識したトレーニングやダイエット向きの機種です。
- 10項目の測定が可能です。
- 全身をはじめ、体幹や両足といった部位別の皮下脂肪率と骨格筋率を測定します。
例えば、両足の筋肉が増えていないから、重点的にトレーニングしよう、という目安になります。
タニタアスリート向けの機種です。筋質が表示できるので、トレーニングの参考になりそうです。
オムロンKRD-703Tは、体幹や脚といった部位別の皮下脂肪率と骨格筋率も計測するので、カラダの部位を意識したトレーニングやダイエットの参考になりそうです。
価格
タニタ
RD-803Lは、50,000円前後で、オムロンKRD-703Tの倍以上の価格です。タニタ、オムロン共に高機能機種ですので、自分の目的やニーズに最も適した体組成計がどちらなのか、検討されると良いでしょう。
違いを簡単に言えば
タニタRD-803Lは、筋肉の質も測定するアスリート向けの機種です。
オムロンKRD-703Tは、カラダの部位を意識したトレーニングやダイエットをしたい方に向く機種です。
タニタRD-803Lは、筋肉の質も測定するアスリート向けの機種です。
オムロンKRD-703Tは、カラダの部位を意識したトレーニングやダイエットに向く機種です。
どちらがおすすめか?
RD-803Lがおすすめの方
- 筋肉量だけでなく、筋肉の質にも注目してトレーニングしたい方にお勧めです。
- 6歳以上の小さいお子さんの体重管理もしたい方にお勧めです。
KRD-703Tがおすすめの方
- 体の部位を意識したトレーニングやダイエットをしたい方におすすめです。
- 皮下脂肪率も測りたいと思う方におすすめです。
- 部位別の骨格筋率や皮下脂肪率が分かれば、価格が安い方がよい方にすすめです。
まとめ
筋肉の質にも注目してトレーニングしたい方には、RD-803Lがお勧めです
体の部位を意識したトレーニングやダイエットをしたい方にはKRD-703Tがお勧めです。
どちらもスマートフォンに自動的に転送、記録され、グラフにもしてくれるので、体重管理に便利です。