この記事では、シャープスチームオーブンレンジのうち、人気の製品RE-WF264BとRE-SS26Bを比較検討します。どちらも 26L、オーブンは2段です。
RE-WF264Bは2023年6月の発売、RE-SS26Bは2021年12月の発売で、RE-WF264BはRE-SS26Bの後継機種の一つです。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
まず、両製品の特長を簡単に紹介します。
RE-WF264Bの特長

- スチームオーブンレンジ、フラット庫内、26L。オーブン段数:2段。カラーは黒と白。
- センサー2つ:「らくチン!(蒸気)センサー」+温度センサー 食品があたたまることで発生する蒸気を検知する。食材や分量、容器が変わっても対応。
- 電子レンジ:最高出力1000W。早く温められる。
- オーブンとグリルの加熱方式:スチーム+ヒーター加熱 (スチームカップ式)。2段熱風コンベクションヒーターグリル。オーブンの最高温度は250℃。トーストは、上下の赤外線ヒーターにより裏返さなくても両面焼ける。
- オートメニュー数:103 「らくチン1品ボタン」や「冷凍食品ボタン」、スープを飲みごろ温度に調整する機能、「ワンディッシュメニュー」など。
- 扉は縦開き。
- 操作部:パネルに、よく使うメニュー「らくチン1品ボタン」や「冷凍食品ボタン」などがアイコンとともに表示されていて、わかりやすい。あまり使わないメニューは庫内に記載。見やすくなっている。
- レビューによれば、メニュー選択と強弱が同じボタンなのは間違いやすい、という意見も。
庫内に水の入ったカップを置き、この水が加熱されて、蒸気が発生する。
タンク式に比べるとスチーム量は少ないため、調理性能に影響する場合がある。ただし、トーストや簡単な蒸し料理には十分。手入れが簡単。
RE-SS26Bの特長

- スチームオーブンレンジ、フラット庫内、26L。オーブン段数:2段 カラーは白。
- センサー2つ:「らくチン!(蒸気)センサー」+温度センサー 食品があたたまることで発生する蒸気を検知しする。食材や分量、容器が変わっても対応。
- 電子レンジ:最高出力1000W。早く温められる。
- オーブンとグリルの加熱方式:スチーム+ヒーター加熱 (スチームカップ式)、2段熱風コンベクションヒーターグリル。オーブンの最高温度は250℃。トーストは、上下の赤外線ヒーターにより裏返さなくても両面焼ける。
- オートメニュー数:95 「らくチン1品」など。
- 過熱水蒸気や2段調理の基本性能は備えている。
- 操作パネルにすべてのメニューが記載されている。
- 扉は縦開き。

RE-WF264BとRE-SS26Bは、
同じ大きさで、容量26Lのスチームオーブンレンジです。
加熱方式はどちらも同じ、スチーム+ヒーター加熱 (スチームカップ式)、2段熱風コンベクションです。オーブンの最高温度は250℃。トーストは、上下の赤外線ヒーターにより裏返さなくても両面焼けます。
両機種のセンサーも同じです。
オートメニューは、RE-WF264Bの方がやや多く、ボウル一つで料理ができる「ワンディッシュメニュー」が加わっています。
RE-WF264Bは、デザインや機能性を向上させた製品なので、価格はやや高めです。
RE-SS26Bは、過熱水蒸気や2段調理の基本性能は備えており、コストパフォーマンスを重視した製品です。
機能性や使いやすさを重視するならRE-WF264B、シンプルでコスパの良さを重視するならRE-SS26Bが適しています。
センサーの種類
- 重量センサー:電子レンジ庫内の底面にある「重量センサー」が、食品の重さを測って、加熱時間を算出。レンジ機能のうち、オートでの加熱時に使う。使用する容器の重さも一緒に測るので、コツがいる。食品の分量と同じくらいの重さで、食品を入れたときに容器の7~8分目になる大きさの容器を使うと良いそう。
- 赤外線センサー:食品から出る赤外線を測定して、食品の表面温度を測る。食品を加熱すると食品から放射する赤外線の量が変化するため、その変化量を測って加熱を調整。測る箇所が多い方が高性能とされる。オートメニューでの加熱時に使われる。
- 温度センサー:オーブンでの加熱時に、電子レンジ庫内の温度を測るときに使用。電子レンジ庫内の温度管理を制御して、設定した温度が保たれるようにする。
- 蒸気センサー:蒸気の発生を検知し、温度センサーとともに温度管理に役立てる。
RE-WF264BとRE-SS26Bは何が違うのでしょう



2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、RE-WF264BとRE-SS26Bの機能面の主な違いは、次の2点です。
- オートメニュー数
- 操作部の見やすさ
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
RE-WF264BとRE-SS26Bの比較



違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | RE-WF264B | RE-SS26B |
---|---|---|
外観 | ![]() ![]() Amazonで見る | ![]() ![]() Amazonで見る |
外形寸法 | 幅487 × 奥行450 × 高さ367 mm 「左右・後ろピッタリ置き」 庫内:26L | 幅487 × 奥行450 × 高さ367 mm 「左右・後ろピッタリ置き」 庫内:26L |
センサー | 加熱時の蒸気・温度センサー | 蒸気・温度センサー |
電子レンジ | 最大1000W(最大3分間)600W・500W・200W相当 | 最大1000W(最大3分間)600W・500W・200W相当 |
スチーム | スチームカップ式 | スチームカップ式 |
オーブン | 加熱方式:スチーム+ヒーター加熱 (スチームカップ式) 2段熱風コンベクション オーブン温度調節範囲:110~250℃ 、発酵(30・35・40・45℃) | 加熱方式:スチーム+ヒーター加熱 (スチームカップ式) 2段熱風コンベクション オーブン温度調節範囲:110~250℃ 、発酵(30・35・40・45℃) |
グリル | 加熱方式:スチーム+ヒーター加熱 (スチームカップ式) | 加熱方式:スチーム+ヒーター加熱 (スチームカップ式) |
操作部 | ボタンとダイヤル | ボタンとダイヤル |
扉の開閉の向き | 縦開き | 縦開き |
保証期間 | 1年間 | 1年間 |
参考価格 | 40,000円前後 | 37,000円前後 |



違いを解説するよ!
オートメニュー数



RE-WF264Bのオートメニューは、103種。ご飯や麺と具材を皿にのせて温め混ぜるだけ、の「ワンディッシュメニュー」が追加されています。
RE-SS26Bのオートメニューは、95種。「らくチン1品」メニューが、ボウル一つで出来ます。
操作部の見やすさ



RE-WF264Bは、操作パネルにはアイコンと共に、よく使うメニュー14が表示されていて、見やすいでしょう。
RE-SS26Bは、操作パネルに32のメニューが書いてあり、探すのが面倒かもしれないです。
価格



RE-WF264BとRE-SS26Bの価格差は、3000円前後です。
両製品の機能面での違いは、オートメニューの数と操作部の見やすさです。
どちらがおすすめか?



あなたにおすすめの機種は…
RE-WF264Bがおすすめの方は
- 機能性や使いやすさを重視する方 におすすめです。


RE-SS26Bがおすすめの方は


- シンプルでコスパの良さを重視する方 におすすめです。
まとめ
シャープのスチームオーブンレンジを比較検討しました。