フィリップス電動歯ブラシ ソニッケアー3100とプロテクトクリーンの比較
フィリップスの電動歯ブラシ、ソニッケアーには、最高機種のソニッケアー9900プレステージからソニッケアー2100シリーズまで、主に9種類(ハンドル部分)のシリーズがあります。
そのうち、ソニッケアー3100とソニッケアー プロテクトクリーンシリーズはベーシックな機能を備えた機種です。
電動歯ブラシを初めて使う方に人気の製品ですが、そんな両モデルは発売された年が異なります。
- ソニッケアー3100: 2022年の発売
- プロテクトクリーン3機種:2018年の発売
両モデルは、何が違うの?
さっそく結論ですが、新モデル「ソニッケアー3100」とプロテクトクリーン3機種で異なるのは次の3点です。
- ブラッシングのモードと強さ・・・歯ぐきの状態に合わせて選べる
- ブラシヘッド認識機能・・・ブラシの種類を時々変えるときに便利
- 充電器・・・USB充電とプラグ充電の違い
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説した上で、両モデルの価格も比較。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどちらなのか比較検討します。
3100シリーズとプロテクトクリーン3シリーズの違いを一覧表にまとめました。
外観 | ||||
機種 | ソニッケアー3100 (新モデル) HX3671 | プロテクトクリーン | プロテクトクリーン <プラス> | プロテクトクリーン <プレミアム> |
ブラッシングモードと強さ | 1モード1段階 | 1モード2段階 | 2モード3段階 | 3モード3段階 |
ブラシヘッド認識機能 | なし | なし | なし | あり |
充電器 | USB充電 | プラグ充電 | プラグ充電 | プラグ充電 |
参考価格 | 8,000円前後 Amazon | 10,000円前後 Amazon | 15,000円前後 Amazon | 16,000円前後 Amazon |
順番に詳しく解説していくよ!
1、ブラッシングモードと強さの違い
各機種は、搭載しているブラッシングモードの数と、ブラッシングの強さを調節できるかどうかが異なります。
ブラッシングモード
ソニッケアー3100とプロテクトクリーンのブラッシングモードは「クリーンモード」のみで、切り替えることはできません。プロテクトクリーン<プラス>やプロテクトクリーン<プレミアム>では、ガムケアモードやホワイトモードも搭載しており、ブラッシングの目的に応じて選択できます。
機種 | ソニッケアー3100 | プロテクトクリーン | プロテクトクリーン <プラス> | プロテクトクリーン <プレミアム> |
---|---|---|---|---|
ブラッシングモード | クリーンモード | クリーンモード | クリーンモード ガムケアモード | クリーンモード ガムケアモード ホワイトモード |
- クリーンモード: 通常ブラッシング
- ホワイトモード: ステインの除去
- ガムケアモード: クリーンモードに歯と歯ぐきの境目を磨くモードを追加した 3 分間のモード
ステイン除去や歯ぐきケアもしたい方には、ホワイトモードやガムケアモードを搭載したプロテクトクリーンの機種がおすすめです。
ブラッシングの強さ調節
ソニッケアー3100では、ブラッシングの強さを調整することができません。プロテクトクリーン3機種では、2段階または3段階から選択できます。
機種 | ソニッケアー3100 | プロテクトクリーン | プロテクトクリーン <プラス> | プロテクトクリーン <プレミアム> |
---|---|---|---|---|
強さ調節 | できない | 2通り 強・弱 | 3通り 強・中・弱 | 3通り 強・中・弱 |
歯ぐきが痛い時や歯ぐきケアのために、歯ぐきをゆっくりブラッシングするには「弱」を選択できる機種だと便利です。
ソニッケアー3100は、ベーシックな機能に絞られています。
歯ぐきが痛い時など、優しく磨きたい場合には「弱」を選択できる機種のプロテクトクリーン3機種が良いです。
2、ブラシヘッド認識機能
ブラシヘッド認識機能とは、ブラシヘッドをハンドルに取り付けるだけで、そのブラシにあった最適なモードと強さレベルを自動で設定する機能です。モードと強さは自分で変更できます。
ブラシヘッド認識機能は、プロテクトクリーン<プレミアム>のみに付いています。
機種 | ソニッケアー3100 | プロテクトクリーン | プロテクトクリーン <プラス> | プロテクトクリーン <プレミアム> |
---|---|---|---|---|
ブラシヘッド認識機能 | なし | なし | なし | あり |
ブラシの種類を時々付け替える場合には便利な機能です。
3、充電器
ソニッケアー3100はUSB充電式で、プロテクトクリーン3機種はACアダプターを使用して充電する方式です。
機種 | ソニッケアー3100 | プロテクトクリーン | プロテクトクリーン <プラス> | プロテクトクリーン <プレミアム> |
---|---|---|---|---|
充電器 | USB充電式 ACアダプターは付いていない | プラグで充電 | プラグで充電 | プラグで充電 |
ソニッケアー3100は、USB充電なので、モバイルバッテリーでも充電できます。旅行先で便利かも知れません。
ただし、コンセントを使いたいならACアダプターが必要です。
プロテクトクリーンシリーズは、プラグでのみ充電できますが、普段使いの歯ブラシは洗面所において充電することが多いでしょうから、プラグで充電するのは問題ないでしょう。
ソニッケアー3100は、USB充電なので、モバイルバッテリーでも充電できます。旅行先で便利かも知れません。
プロテクトクリーンシリーズは、プラグでのみ充電できます。
以上が、ソニッケアー3100とプロテクトクリーン3機種の主な違いです。
共通の機能と特徴
- 両機種の共通の機能と特徴
- 歯垢を取る力の主力は、1分間に13,000回の振動です(現在の最高位機種9900プレステージも同じです)
- 過圧防止センサー→ ブラシを強く当て過ぎると振動で知らせます。
- イージースタート→ 初めて使う人のために、使い始めから14回目にかけて徐々に強くなります。
- カドペーサー機能→ 口内各部の磨き時間を一定の間隔でタイマーで知らせてくれます、2分間。
- ブラシヘッド交換を知らせる機能→ 交換時期になるとランプが光り、交換のタイミングを知らせます。
どちらがお勧めか?
こんな方にはソニッケアー3100がおすすめ
電動歯ブラシが初めての方には、動作モードを選ぶなどの手間がないのでお手軽です。
USB充電ができるので、旅行に持って行くことが多い人に便利かも知れません。
こんな方にはプロテクトクリーンがお勧め
- 歯ぐきにやさしいモードも欲しい方には、ガムケアモードのあるプロテクトクリーン<プラス>がお勧めです。
- ブラシヘッド認識機能も比較的安価で試してみたい方には、ガムケアモードもある<プレミアム>がお勧めです。
- 比較的安価で、歯ぐきの調子が悪いときに、弱も選んで磨けるプロテクトクリーンがおすすめです。
まとめ
歯ぐきに問題を感じる人には、やや高価ですが、プロテクトクリーン<プラス>と<プレミアム>がお勧めです。