リビング扇風機は、これまではACモーターが中心でしたが、
静かで消費電力が抑えられるDCモーターを搭載した製品が増えています。
この記事では、DCモーターを搭載した中でも人気で比較的お手頃価格の製品2つ、
アイリスオーヤマのSTF-DC15Tと山善のYLX-AED30を比較検討します。
このうち、アイリスオーヤマのSTF-DC15Tは、サーキュレーターと扇風機の両方の特徴を持つとされています。
この両製品の性能は、何が違うのでしょうか?
アイリスオーヤマのSTF-DC15Tと山善のYLX-AED30は何が違うのでしょう?
2つの製品は何が違うの?
さっそく結論ですが、アイリスオーヤマのSTF-DC15Tと山善のYLX-AED30で違うのは、次の3点です。
- 全体の大きさと重さ
- 消費電力
- 首振り角度
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、両製品の価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめの製品がどちらなのか比較検討します。
アイリスオーヤマのSTF-DC15Tと山善のYLX-AED30の比較
違いを詳しく解説するよ!
両製品の違いを一覧表にまとめました。
機種 | アイリスオーヤマ STF-DC15T | 山善 YLX-AED30 |
---|---|---|
外観 | Amazonで見る | Amazonで見る |
全体の大きさと重さ | 35奥行き x 35幅 x 35〜70高さ cm 重さ2,4kg | 35.5奥行き x 36幅 x 67〜86高さ cm 重さ3kg |
消費電力 | DCモーター 25W | DCモーター 20W |
首振り角度、風量 | 左右85度までの自動首振り 真上方向にも送風ができる 風量12段階 | 左右85度までの自動首振り 上下は手動 風量12段階 |
タイマー | 入り切りタイマー | 入り切りタイマー8時間まで、1時間単位で設定できる |
運転音 | 運転音35dB(風量1〜4の場合) | 記載なし |
部屋の広さ | 24畳 | 記載なし |
参考価格 | 11,000円前後 | 8,000円前後 |
違いを順番に詳しく解説していくよ!
全体の大きさの違い
- アイリスオーヤマ STF-DC15Tの方が、高さが低いです。一番低くして35cm、高くしても70cmで、山善と比べて16cm低く、コンパクトです。
アイリスオーヤマの方が、低くてコンパクトです。
消費電力の違い
- 山善の方が5W少ないです。でもさほど大きな違いではなさそうです。
山善の方が、少し消費電力が少ないです。
首振り角度の違い
- 両製品とも左右の首振り角度は同じ85度ですが、上下方向が異なります。
- アイリスオーヤマは、サーキュレーターでもあるだけに、真上にも送風できます。
アイリスオーヤマは、真上にも送風できます。
違いを簡単に言えば
山善は、一般的なリビング扇風機の特徴を備えた製品です。
アイリスオーヤマは、サーキュレーターの機能も持つリビング扇風機という位置付けで、「高さが調節できて微風も送れるサーキュレーター」です。
価格は、アイリスオーヤマの方が高めです。
両製品の共通機能と特徴も紹介します
- DCモーターを搭載しており、ACモーターに比べ消費電力が少なめで、風力も細かく調節できます。
どちらもDCモーターを搭載しており、消費電力が少なめです。
どちらがおすすめか?
あなたにおすすめの機種は…
アイリスオーヤマSTF-DC15Tがおすすめの方は
- 山善より価格がやや高めでも、サーキュレーターの機能も持つ扇風機を試してみたい方にお勧めです。
- コンパクトで、高さが低い方がよいと思う方にお勧めです。
※STF-DC15Tは、アイリスオーヤマの、下のような同程度の機能のサーキュレーターと比べても、価格はやや高めです。
山善YLX-AED30がおすすめの方は
一般的なリビング扇風機がよい、と思われる方に勧めです。
価格が安い方がよいと思う方にお勧めです。
まとめ
アイリスオーヤマはサーキュレーターの特徴も併せ持った製品です。
山善は、一般的な特徴のリビング扇風機です。
どちらも、DCモーターを搭載して節電できるタイプです。