ソニッケアーの替ブラシヘッドは、最新のプレミアムオールインワンをはじめとして9種類(2024年3月現在)あります。自分の歯の悩みを解消してくれる歯ブラシヘッドはどれか、迷う方も多いようです。
当記事では、9種類の替ブラシヘッドを詳しく解説したうえで、それぞれのブラシヘッドの価格も比較します。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのブラシヘッドはどれなのか検討します。
ソニッケアー替ブラシヘッドの4つの疑問
ソニッケアー替ブラシヘッドについて4つの疑問をまとめました
- ブラシヘッドはどれだけの期間使えるか?
- ブラシヘッドの取り付け方は?
- 替ブラシヘッドは、どのソニッケアーハンドルでも使えるか?
- 9種類のブラシヘッドの特徴は?
ソニッケアー替ブラシの疑問を詳しく解説します!
1、ブラシヘッドはどれだけの期間使えるか?
ブラシヘッドの交換時期はどれくらいでしょう?
- 約3ヶ月ごと、またはブラシヘッドの青い毛先の色が白くなったら交換時期
- ハンドルについているブラシヘッド交換お知らせランプが光ったら交換時期
「ブラシヘッドの交換は約3ヶ月ごと」というのは、1日2回各2分間磨いた場合の目安です。時間や回数により交換時期がかわります。
2、ブラシヘッドの取り付け方は?
取り付けは簡単です!
全てのソニッケアー本体ハンドルの差し込み口は共通なので、差し込むだけで取り付けられる(ソニッケアーキッズ、e シリーズを除く)
つまり
どのブラシを選んでもよいのでしょうか?
3、ブラシヘッドはどのソニッケアーハンドル機種でも使えるか?
全てのソニッケアーハンドルの差し込み口が共通なら、ブラシヘッドは何をつけてもよいのだろうか?例えば、高性能のプレミアムオールインワンを、基本性能だけのハンドル機種につけても良いのか、フィリップス社に確かめました。「どのハンドル機種を使ってもプレミアムオールインワンの効果を得られる、ブラシヘッド認識機能がなくても十分磨ける」との、フィリップス社からの返答でした。
9種類あるブラシヘッドのほとんどにブラシヘッド認識機能(RFID対応ブラシヘッド)がついています(ブラシヘッド認識機能がついていないのは、センシティブだけ)。ブラシヘッドのこの機能とハンドルが連携して、より効果的な歯磨きができる、という返答でした。
どのソニッケアーのハンドル機種でも使えます
どのブラシヘッドをつけても十分な効果が得られます
4、9種類のブラシヘッドの特徴は?
歯磨きの目的や歯の悩みに応じて9種類のブラシヘッドがあります
詳しくみていきます
歯磨きの目的に応じたブラシヘッドの種類は、下の通りです。
歯垢除去=歯垢をしっかり取りたい→プレミアムクリーン、クリーンプラスのブラシ
歯間の汚れ、歯列矯正のワイヤーの汚れを取りたい→インターケアのブラシ=長いブラシ毛が、届きにくい部分や歯と歯の間の歯垢を取り除く
歯ぐきケア=歯ぐきに優しく磨きたい→プレミアムガムケア、ガムプラスのブラシ(ガムは歯ぐきのこと)
ステイン除去→歯を白くしたい→プレミアムホワイト、ホワイトプラスのブラシ
口臭対策→舌磨き用ブラシ
替ブラシヘッドの種類を一覧表にまとめました。
ブラシヘッドの主な機能 | ブラシヘッド |
歯垢除去 | プレミアムクリーン クリーンプラス |
歯間の汚れ、歯列矯正のワイヤー周りの汚れ | インターケア |
歯ぐきケア | プレミアムガムケア ガムプラス |
ステイン除去 | プレミアムホワイト ホワイトプラス |
歯垢除去、歯ぐきケア、ステイン除去の全部の機能 | プレミアムオールインワン |
口臭対策 | 舌磨きブラシ |
※ブラシヘッドの名前に「プレミアム」がつくブラシは、ヘッドの先がゴム素材(スタンダードより歯や歯茎に優しい、歯や歯茎に密着、毛先が触れる面積が4倍)です。ブラシヘッドの名前にこれがついていなければ「スタンダード」で、ヘッドの先がプラスチック素材です。
- 歯垢を落とすだけでなくステインも落としたい場合は、例えば、まず歯垢除去のクリーンプラスで磨き、次にステイン除去のためホワイトプラスに替えて磨く、ということでしょうか。手間も時間もかかりそうです。
- 2021年に発売されたプレミアムオールインワンは、歯垢除去、歯ぐきケア、ステイン除去機能の全部に対応しているというブラシヘッドです。(手磨きの最大20倍の歯垢を除去、2日間で最大2倍のステインを除去、2週間で歯ぐきの健康を推進、と効能がうたわれています)しかしこのブラシヘッドは、少し大きめです。下の写真右側は、ソニッケアーの互換ブラシでレギュラーサイズです。これに対し、左側がプレミアムオールインワンで、やや大きいですね。このブラシヘッドは大きすぎるという方がある一方で、大きさに慣れれば速くよく磨けるという方もあります。
ここまでソニッケアーのハンドルと9種類のブラシヘッドとの関係と特徴について紹介してきました。
ここからは9種類のブラシヘッドの価格(2024年3月現在)を比較し、コストの面も含めておすすめブラシヘッドを検討します。
9種類のブラシヘッドの価格を比較
機種 | 1本当たりの参考価格(2024年3月現在) |
プレミアムクリーン | 1,200円前後 |
クリーンプラス | 900円前後 |
インターケア | 1,100円前後 |
プレミアムガムケア | 1,100〜2,300円前後 |
ガムプラス | 1,000〜1,300円前後 |
プレミムホワイト | 1,200〜2,500円前後 |
ホワイトプラス | 1,000〜2,200円前後 |
プレミアムオールインワン | 1,500円前後 |
舌磨き | 800円前後 |
ソニッケアーの互換ブラシヘッド(ブラシモ) | 225円 |
※価格は販売店ごとに異なります。また、同じ販売店の同じ製品なのに1,000円以上の開きがある場合もあります。よく調べましょう。
※人気互換ブラシヘッドの価格も、参考のため載せました。手磨き歯ブラシ並みの低価格です。筆者も使ったことがありますが、歯垢、ステインともに汚れの落ち具合が今ひとつです。
・スタンダードタイプのブラシヘッドより、「プレミアム」(ブラシヘッドの先端がゴム素材)タイプの方が、それぞれ100円前後高めです。最新のプレミアムオールインワンは最も高価で、他のブラシヘッドの1.5倍くらいです。
さて、価格の面から見るとプレミアムオールインワンは高価です。歯垢を落とすブラシ1本でしっかり磨けば十分きれいになるかもしれません。しかし、歯垢とステイン両方しっかり落としたいなら、ブラシヘッドを2本買うことになるかもしれません。この場合、価格はプレミアムオールインワンを超えます。プレミアムオールインワンを安価なハンドルにつけて使う手もあります。
(プレミアムオールインワンを筆者も使っていますが、よく磨けていますし、他のブラシヘッドよりやや耐久性があります。)
歯垢もステインも落としたいと思うなら、ブラシヘッドを2本買うか、
プレミムオールインワンを1本買うか、
あるいは、安価なハンドルにプレミアムオールインワンをつけて節約する、というのも有りですね。
どのブラシヘッドがおすすめか?
あなたにおすすめのブラシヘッドは?
プレミアムオールインワンがおすすめの方は
多少高くても、機能が多いブラシヘッドがよいと思われる方
モードや機能が少ないハンドルを使っているが、ブラシヘッドは高性能のものを使いたいと思う方
ブラシヘッドの交換が面倒だと思われる方
におすすめです.
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プレミアムクリーンからホワイトプラスまでの7種(プレミアムオールインワン、舌磨き以外)がおすすめの方は
大きいブラシヘッドは使いたくないと思われる方
価格重視の方
に勧めです。
結論
今のおすすめは、やや高価ですが、速くよく磨けるプレミアムオールインワンです。比較的安価な基本性能を備えたハンドルにこれをつけるのも有りです。